堂ヶ島温泉どうがしまおんせん

堂ヶ島は、江戸後期編纂で明治期に増訂された『豆州志稿』にも「絶勝ノ地ナリ」と記されているほど古くからの景勝地とされており、1962(昭和37)年に温泉掘削が行われ、良質な源泉を掘り当てたことから堂ケ島温泉としても知られるようになった。
 その後、旅館の自家源泉、町営源泉なども掘削され、現在は温泉旅館6軒、町営共同浴場*4軒などで温泉が楽しめる。いずれの温泉旅館も国道136号線沿いにあり、堂ケ島の海景を望むオーシャンビューで、大海原を展望する大浴場や露天風呂を備えている。泉質は硫酸塩泉や単純温泉など。堂ケ島めぐり・海水浴・海釣りなどの拠点としても最適。
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みどころ

堂ヶ島温泉の魅力は、なんといっても堂ヶ島海岸の素晴らしい海景を望みながら温泉が楽しめることである。とくに夕陽が駿河湾に沈む光景を見ながらの温泉浴は心が癒される。
 温泉は肌に優しく柔らかで心地よい泉質だ。温泉の前には堂ヶ島海岸が広がるので、散策や遊覧船、海水浴、釣りなどの多彩なマリンレジャーも楽しめる。
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補足情報

*1 町営共同浴場:西伊豆町が運営する共同浴場は沢田公園露天風呂、町営「しおさいの湯」、町営「なぎさの湯」、町営「せせらぎの湯」の4か所。町民以外も利用できる。沢田公園露天風呂となぎさの湯には堂ヶ島の海景を望む露天風呂がある。

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