黒斑山
標高2,404mで浅間山第一外輪山の最高峰。山頂へは車坂峠から約2時間ほど。浅間山噴火警戒レベル2*以上の時は、この黒斑山に登頂することで浅間山に登頂したものとされる。しかし、近づいてみると浅間山の外輪山で、湯の平を間に挟み、まったくの別山の様相を見せる。
浅間山の絶好の展望台であり、西側の高峰山から湯の丸山方面の展望もよい。高峰温泉や天狗温泉と組み合わせた登山が楽しめる。
登山口は高峰高原にある車坂峠の黒斑山登山口と、車坂峠の手前から分かれる天狗温泉浅間山荘前の浅間山登山口とがある。
浅間山の絶好の展望台であり、西側の高峰山から湯の丸山方面の展望もよい。高峰温泉や天狗温泉と組み合わせた登山が楽しめる。
登山口は高峰高原にある車坂峠の黒斑山登山口と、車坂峠の手前から分かれる天狗温泉浅間山荘前の浅間山登山口とがある。
みどころ
車坂峠(高峰マウンテンパークスキー場)から登り始め尾根に到達すると突然浅間山が飛び出し、その美しさに感激する。また浅間山の下部には切れ落ちた絶壁と湯の平の草原が広がりこれも絶景。
登山ルートのレンゲツツジやカラマツ林なども見事である。
車坂峠からの登山ルートは表コースと中コースがあり、途中の景観を楽しむのなら表コース、樹林帯のゆるやかな斜面が連続するのは中コースと変化がある。積雪期でも表コースは積雪が少ないため、アイゼンを付けて登ると白銀の世界が比較的容易に楽しめる。
トーミの頭*、黒斑山、蛇骨山(じゃこつだけ)、Jバンド*を経て湯の平に降り立ち、ここから急登のトーミの頭へ登り返す周遊登山は、様々な変化と美しい景観が楽しめるお勧めのルートである。(林 清)
登山ルートのレンゲツツジやカラマツ林なども見事である。
車坂峠からの登山ルートは表コースと中コースがあり、途中の景観を楽しむのなら表コース、樹林帯のゆるやかな斜面が連続するのは中コースと変化がある。積雪期でも表コースは積雪が少ないため、アイゼンを付けて登ると白銀の世界が比較的容易に楽しめる。
トーミの頭*、黒斑山、蛇骨山(じゃこつだけ)、Jバンド*を経て湯の平に降り立ち、ここから急登のトーミの頭へ登り返す周遊登山は、様々な変化と美しい景観が楽しめるお勧めのルートである。(林 清)
補足情報
*噴火警戒レベル: 火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標。気象台や地元自治体などからなる火山防災協議会が発表する。レベルは5段階で、レベル5は早急に非難が必要、レベル3は入山規制、レベル2は火口付近立ち入り禁止レベルとなる。
*トーミ(唐箕): 風の強さで穀物をより分ける農具のこと。トーミの頭では風が強いことが多い。
*Jバンド: 蛇骨岳から賽の河原、湯の平へ安全に下りられるルートを開拓し、これを浅間山側から見たとき尾根とルートの組み合わせが「J」に見えるのでJバンドと命名された。バンドはゴロの良さだけで付けたとのこと。
*トーミ(唐箕): 風の強さで穀物をより分ける農具のこと。トーミの頭では風が強いことが多い。
*Jバンド: 蛇骨岳から賽の河原、湯の平へ安全に下りられるルートを開拓し、これを浅間山側から見たとき尾根とルートの組み合わせが「J」に見えるのでJバンドと命名された。バンドはゴロの良さだけで付けたとのこと。
関連リンク | こもろ観光局 Komoro Tourism Bureau(一般社団法人こもろ観光局)(WEBサイト) |
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参考文献 |
こもろ観光局 Komoro Tourism Bureau(一般社団法人こもろ観光局)(WEBサイト) 「信州山歩き地図Ⅰ」 信濃毎日新聞社 「甲信越百名山(浅間山)」 山と渓谷社 「信州ふるさと120山」 信濃毎日新聞社 |
2022年09月現在
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