小布施の栗菓子おぶせのくりがし

小布施町は長野県の北部に位置し、西部に千曲川、南部に松川、北部に篠井川と三方を川に囲まれ、半径2km以内にすべての集落が入る長野県で1番小さな町。北信五岳・北アルプスを望むことができ、果樹栽培が盛んで特にリンゴと栗が代表的産物。葛飾北斎ゆかりの地で、栗の木レンガが敷き詰められた路地や、整えられた町並みが美しい。
 小布施町では「栗と北斎と花の町」をキャッチフレーズとしており、栗はこの地の名産で600年以上前の室町時代からすでに始まっていたともいわれている。
 現在、栗菓子の老舗は大店が4軒あり、栗かのこ、栗羊羹などの栗菓子販売や栗おこわを使った食事、モンブランなどの洋菓子を提供している。また家族経営の店舗が2軒ありコアなファンが多い。
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みどころ

小布施では果物栽培が盛んで、松川がもたらす酸性土壌の扇状地は果樹栽培に適し、特に良質の栗が採れ、昔からの栗の名産地として知られていた。江戸時代には将軍への献上品として出され、小布施栗は全国的に有名となった。
 栗菓子店では美しく工夫された和菓子や洋菓子が並んでいて選ぶのに迷うほどである。新栗の季節には、その時期限定のお菓子が出され、町角の焼栗も人気。栗の旨味をダイレクトに味わえる。(林 清)
関連リンク 小布施日和(小布施文化観光協会)(WEBサイト)
参考文献 小布施日和(小布施文化観光協会)(WEBサイト)
「信州おぶせ」小布施観光案内帖 小布施文化観光協会
「おぶせ・郊外エリアMAP」小布施文化観光協会

2022年09月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。

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