小布施町は、長野県北東部にある町。周囲を千曲川など3つの川と雁田山に囲まれた扇状地の農村地帯。国道18号、403号、長野電鉄が通じている。上信越道の信州中野インターチェンジが近い。東部は高山村に、西部は千曲川を隔てて長野市に、南部は松川を隔てて須坂市に、北部は篠井川を隔てて中野市に隣接している。
 近世は谷街道の交通の要地を占め、地元の綿や菜種油の市が立った。明治から昭和初期にかけては桑園が多かったが、現在は信州リンゴの代表的産地で、クリの栽培も多い。特産名菓に栗ようかん、栗かのこがある。
 また、雁田(かりた)には曹洞宗の岩松院(がんしょういん)があり、その天井画は葛飾北斎の筆になり、戦国時代の武将福島正則の墓所もある。このほか、浄光寺薬師堂(国指定重要文化財)や北斎館も知られる。

観光資源一覧

小布施の町並みの写真

写真提供:小布施文化観光協会

小布施の町並み (長野県 小布施町 )

小布施町は長野県の北部に位置し、西部に千曲川、南部に松川、北部に篠井川と三方を川に囲まれている、半径2km以内にすべての集落が入る長野県で1番小さな町。北信五岳・北アルプスを望むことができ、果樹栽培が盛んで特にリンゴと栗が代表的産物。葛飾北斎がこの地に4回も訪れているゆかりの地でもある。1982(昭和57)年から始まった町並み...

北斎館の写真

写真提供:北斎館

北斎館 (長野県 小布施町 )

小布施町は須坂市に隣接し、千曲川右岸の松川扇状地に位置し、半径2km以内にすべての集落が入る長野県で1番小さな町。北信五岳・北アルプスを望むことができ、果樹栽培が盛んで特にリンゴと栗が代表的産物。葛飾北斎ゆかりの地で、切妻風白壁の江戸時代の町並みも復元されている。  北斎館は市街地のほぼ中央、小布施駅南東約800mにあり、1...

小布施の栗菓子の写真

写真提供:小布施堂

小布施の栗菓子 (長野県 小布施町 )

小布施町は長野県の北部に位置し、西部に千曲川、南部に松川、北部に篠井川と三方を川に囲まれ、半径2km以内にすべての集落が入る長野県で1番小さな町。北信五岳・北アルプスを望むことができ、果樹栽培が盛んで特にリンゴと栗が代表的産物。葛飾北斎ゆかりの地で、栗の木レンガが敷き詰められた路地や、整えられた町並みが美しい。  小布...

千曲川(千曲市~飯山市周辺)の写真

写真提供:(C)信州千曲観光局

千曲川(千曲市~飯山市周辺) (長野県 飯山市 / 長野県 千曲市 / 長野県 小布施町 / 長野県 他 )

千曲川は山梨・埼玉・長野の三県にまたがる甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に源を発し、全長214kmにわたる。八ヶ岳・蓼科山・浅間山などの山々を縫って流れ、越後に入って日本一の長流、信濃川となる。  千曲川は長野県を象徴する川の一つ。佐久鯉を育むのも、戸倉上山田の温泉街を流れるのも、また川中島の戦いの舞台となったのも、この千曲川...