アース・セレブレーション
佐渡市小木を拠点に活動する太鼓芸能集団「鼓童」は1981(昭和56)年に設立。1988(昭和63)年から国際芸術祭「アース・セレブレーション(地球の祝祭)」を佐渡で開始する。毎年、8月下旬の金曜日から日曜日の3日間開催。期間中、国内外のアーティストが佐渡に集い、佐渡島内外から大勢の人が訪れ楽しむ。
鼓童は佐渡南西部に位置する小木半島の中央部「鼓童村」を拠点に活動し、全国から集まった約60名におよぶメンバーの創作の場になっている。鼓童村のほか、島内2ヶ所に廃校校舎を利用した鼓童文化財団研修所、 深浦学舎があり、また佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)も運営する。
鼓童の理念を「ワン・アース(一つの地球)」に置き、太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限な可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団として活動している。 佐渡に拠点を設けたのは、1960(昭和35)年代後半から1970(昭和45)年代の大学紛争の激しかった時代、日本の民俗芸能・工芸を学ぶ場(日本海大学)を自分たちの手でつくりたいという若い意志に島内外の方々が賛同してくださったことから始まった。その夢を実現するネットワークを作るために「佐渡の國 鬼太鼓座」が結成され、佐渡を拠点に太鼓をたたいて世界を旅する活動が開始された。
1981(昭和56)年、新たに「鼓童」として独立。ベルリン芸術祭でデビューして以来、53ヶ国で6,500回を超える公演を行ってきた。「ひとつの地球」をテーマにした「ワン・アース・ツアー」は、世界各地で4,000回を数える。2001(平成13)年には日本人アーティストとして初めてノーベル平和賞コンサートに出演。
アース・セレブレーション自体、国際交流や地域振興に寄与する活動が評価されて、2008(平成20)年には「第12回ふるさとイベント大賞」にて大賞を受賞するなど、国内外の賞を受賞している。
鼓童は佐渡南西部に位置する小木半島の中央部「鼓童村」を拠点に活動し、全国から集まった約60名におよぶメンバーの創作の場になっている。鼓童村のほか、島内2ヶ所に廃校校舎を利用した鼓童文化財団研修所、 深浦学舎があり、また佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)も運営する。
鼓童の理念を「ワン・アース(一つの地球)」に置き、太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限な可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団として活動している。 佐渡に拠点を設けたのは、1960(昭和35)年代後半から1970(昭和45)年代の大学紛争の激しかった時代、日本の民俗芸能・工芸を学ぶ場(日本海大学)を自分たちの手でつくりたいという若い意志に島内外の方々が賛同してくださったことから始まった。その夢を実現するネットワークを作るために「佐渡の國 鬼太鼓座」が結成され、佐渡を拠点に太鼓をたたいて世界を旅する活動が開始された。
1981(昭和56)年、新たに「鼓童」として独立。ベルリン芸術祭でデビューして以来、53ヶ国で6,500回を超える公演を行ってきた。「ひとつの地球」をテーマにした「ワン・アース・ツアー」は、世界各地で4,000回を数える。2001(平成13)年には日本人アーティストとして初めてノーベル平和賞コンサートに出演。
アース・セレブレーション自体、国際交流や地域振興に寄与する活動が評価されて、2008(平成20)年には「第12回ふるさとイベント大賞」にて大賞を受賞するなど、国内外の賞を受賞している。
みどころ
メインイベントは小木港すぐそばの「小木みなと公園」で行われる野外ライブ。夏の心地よい海風とともに、鼓童、ゲストアーティストがコラボする野外空間を楽しむことができる。また様々なパフォーマンスが楽しめる「フリンジ」や太鼓や踊りなどの芸能を体験できる「ワークショップ」、佐渡や世界各地の飲食や雑貨が所狭しと立ち並ぶ「ハーバーマーケット」、佐渡の自然や食、文化を体感できる「体験プログラム」など3日間盛り沢山の企画を堪能できる佐渡最大の野外フェスティバルがアース・セレブレーションである。(溝尾 良隆)
補足情報
*2022(令和4)年は8月19日(金)~21日(日)の3日間開催。
関連リンク | EARTH CELEBRATION(アース・セレブレーション実行委員会)(WEBサイト) |
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参考文献 |
EARTH CELEBRATION(アース・セレブレーション実行委員会)(WEBサイト) 公益財団法人鼓童文化財団(WEBサイト) にいがた観光ナビ(公益社団法人新潟県観光協会)(WEBサイト) |
2022年06月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。