福島潟
福島潟は越後平野の北部、阿賀野川右岸に位置する262haの潟湖。浅い水域にはヨシ帯が島状に広がり、日本の原風景「豊葦原の国」を思わせる。
福島潟へは五頭連峰を主な水源とする13本の河川が流入、水面の標高マイナス0.7m、平均水深0.5mという越後平野の低湿地環境を象徴する存在で多様な生きものが生育、生息する自然豊かな湿地である。
福島潟はこれまで220種以上の野鳥が確認され、国の天然記念物オオヒシクイの日本有数の越冬地となっている。水辺ではヨシ、水域ではヒシが優占する中、アサザやガガブタ、オニバスなどの絶滅危惧種が生育する環境である。
福島潟へは五頭連峰を主な水源とする13本の河川が流入、水面の標高マイナス0.7m、平均水深0.5mという越後平野の低湿地環境を象徴する存在で多様な生きものが生育、生息する自然豊かな湿地である。
福島潟はこれまで220種以上の野鳥が確認され、国の天然記念物オオヒシクイの日本有数の越冬地となっている。水辺ではヨシ、水域ではヒシが優占する中、アサザやガガブタ、オニバスなどの絶滅危惧種が生育する環境である。
みどころ
春は生命が育まれる季節。3月には「新芽呼ぶヨシ焼き」が行われる。4月は福島潟の園地が一面の菜の花で黄色く彩られる。ヒバリがさえずり、飯豊や五頭の残雪が白く輝く様子は福島潟を代表する風景である。
夏はヨシが青々と茂り、水面からはハスの花が広がる。絶滅危惧種オニバスの花期は7月末から9月上旬で、花開く午前中に訪れたい。
冬は毎年3,000羽ものオオヒシクイが越冬のためロシアのカムチャツカ半島からやってくる。数千羽のコハクチョウや一万羽を超えるカモ類も飛来し越冬。
野鳥観察施設「雁晴れ舎」からの野鳥観察や、葦葺き屋根の無料休憩施設「潟来亭」で囲炉裏を囲んで地元の方々との語らいのひとときを。福島潟のランドマーク、水の駅「ビュー福島潟」屋上から望む福島潟と越後平野の展望もすばらしい。(溝尾 良隆)
夏はヨシが青々と茂り、水面からはハスの花が広がる。絶滅危惧種オニバスの花期は7月末から9月上旬で、花開く午前中に訪れたい。
冬は毎年3,000羽ものオオヒシクイが越冬のためロシアのカムチャツカ半島からやってくる。数千羽のコハクチョウや一万羽を超えるカモ類も飛来し越冬。
野鳥観察施設「雁晴れ舎」からの野鳥観察や、葦葺き屋根の無料休憩施設「潟来亭」で囲炉裏を囲んで地元の方々との語らいのひとときを。福島潟のランドマーク、水の駅「ビュー福島潟」屋上から望む福島潟と越後平野の展望もすばらしい。(溝尾 良隆)
関連リンク | 水の公園 福島潟(水の駅「ビュー福島潟」)(WEBサイト) |
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参考文献 |
水の公園 福島潟(水の駅「ビュー福島潟」)(WEBサイト) 新潟市北区観光協会(WEBサイト) |
2022年06月現在
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