将軍杉
2000~2001(平成12~13)年度の環境省「全国巨樹巨木フォローアップ調査」スギの部で、屋久島の縄文杉(16.1m)を抜いて、日本一の太さとなった。樹齢約1400年、高さ約38m、幹回り19.31mで、国の天然記念物に指定されている。将軍杉の名称は、晩年をこの地ですごしたという平維茂に因んだもので、根元に余吾(よご)将軍維茂墓碑がある。
この地域には、村人が船の帆柱を作るため、このスギを切る計画を立てたところ、スギは一夜にして枝下の部分まで沈んだという伝説が残っている。それ以来、村人は将軍杉を手厚く保護し、今に至っている。
この地域には、村人が船の帆柱を作るため、このスギを切る計画を立てたところ、スギは一夜にして枝下の部分まで沈んだという伝説が残っている。それ以来、村人は将軍杉を手厚く保護し、今に至っている。
みどころ
道の駅「みかわ」からわずか300m、岩谷集落を見下ろすところに、どっしりと根を張り、四方に太い枝を伸ばしている。1961(昭和36)年の第二室戸台風で中央分が折れたというが、それでも十分に大きく圧倒される。(溝尾 良隆)
関連リンク | 阿賀町(WEBサイト) |
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参考文献 |
阿賀町(WEBサイト) 一般社団法人阿賀町観光協会(WEBサイト) |
2022年06月現在
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