箱根強羅公園
強羅公園は、1914(大正3)年に早雲山の中腹に開園された、面積約2万4,500m2の公園である。噴水を中心に斜面を利用して造られたフランス式整形庭園で、園内には桜、ツツジが多い。公園内には、白雲洞茶苑、ローズガーデン、熱帯植物館、ブーゲンビレア館、箱根クラフトハウスなどの施設がある。
白雲洞茶苑は、明治・大正・昭和を代表する茶人の益田鈍翁(益田孝)、原三渓、松永耳庵(松永安左エ門)が使った3棟の茶室で、付属して茶花園があり、四季の茶花が観賞できる。
ローズガーデンには、約200品種、1,000株のバラが植えられている。熱帯植物館には、バナナやマンゴーの木などが植えられており、トロピカルな雰囲気を醸し出している。ブーゲンビレア館には、直径30cmはあると思われる盆栽風に仕立てた国内最古のブーゲンビレアがある。箱根クラフトハウスでは、吹きガラス、陶芸、サンドブラスト、切子、ポタリーペインティング、とんぼ玉などの体験が有料でできる。
また、斎藤茂吉の歌碑が公園の奥、西門近くにある。茂吉は強羅に別荘をもっていた関係から、箱根で詠んだ歌も多い。碑面には「おのづから寂しくもあるが夕ぐれて、雲は大きく谿(たに)に沈みぬ」と刻まれている。
白雲洞茶苑は、明治・大正・昭和を代表する茶人の益田鈍翁(益田孝)、原三渓、松永耳庵(松永安左エ門)が使った3棟の茶室で、付属して茶花園があり、四季の茶花が観賞できる。
ローズガーデンには、約200品種、1,000株のバラが植えられている。熱帯植物館には、バナナやマンゴーの木などが植えられており、トロピカルな雰囲気を醸し出している。ブーゲンビレア館には、直径30cmはあると思われる盆栽風に仕立てた国内最古のブーゲンビレアがある。箱根クラフトハウスでは、吹きガラス、陶芸、サンドブラスト、切子、ポタリーペインティング、とんぼ玉などの体験が有料でできる。
また、斎藤茂吉の歌碑が公園の奥、西門近くにある。茂吉は強羅に別荘をもっていた関係から、箱根で詠んだ歌も多い。碑面には「おのづから寂しくもあるが夕ぐれて、雲は大きく谿(たに)に沈みぬ」と刻まれている。
みどころ
公園全体が斜面上に造られている点で珍しく、階段を上り下りしながら美しい花や草木を満喫することができる。また、噴水池を中心として東西方向及び南北方向にシンメトリーとなっている点も、公園の美しさを引き立てている。
また、全体的に西洋風の造りとなっている公園において、和の様相を呈する白雲洞茶苑の茶室群及び庭園は別世界の雰囲気を醸し出しており、そのギャップを感じてほしい。(牧野 博明)
また、全体的に西洋風の造りとなっている公園において、和の様相を呈する白雲洞茶苑の茶室群及び庭園は別世界の雰囲気を醸し出しており、そのギャップを感じてほしい。(牧野 博明)
関連リンク | 箱根強羅公園(WEBサイト) |
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参考文献 | 箱根強羅公園(WEBサイト) |
2020年04月現在
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