千鳥ヶ淵・牛ヶ淵のサクラ
東京メトロ・都営地下鉄九段下駅から近い千鳥ヶ淵・牛ヶ淵には約230本のサクラがあり、3月下旬から4月上旬にかけて咲く。
北の丸公園の西側、旧江戸城内堀の千鳥ヶ淵沿いの緑が美しい細長い公園に、サクラの並木を縫って、約700mの遊歩道がつけられている。堀水に影を落としている石垣は、ヒカリゴケ*の生育地として知られている。濠端には区営の千鳥ヶ淵ボート場があり、ボート乗船も楽しめる。
千鳥ヶ淵のサクラは、千鳥ヶ淵緑道を散策しながら並木や堤塘の風景を楽しめる他、ボートから臨む水辺の風景も千鳥ヶ淵ならではの絶景として国内外に広く知られている。北の丸公園側の展望園地から千鳥ヶ淵を見下ろすサクラの眺望も、知る人ぞ知る"穴場の絶景ポイント"である。サクラは隣接する九段坂の田安門から清水門を廻る「牛ヶ淵」まで続く。牛ヶ淵の名前の由来は、かつて牛車が堀に落ちたことに因み、近くに千鳥ヶ淵戦没者墓苑がある。なお皇居のサクラを大観するには、皇居の堀などをもっとも美しく見られるという英国大使館・半蔵門方面から見るとよいだろう。
北の丸公園の西側、旧江戸城内堀の千鳥ヶ淵沿いの緑が美しい細長い公園に、サクラの並木を縫って、約700mの遊歩道がつけられている。堀水に影を落としている石垣は、ヒカリゴケ*の生育地として知られている。濠端には区営の千鳥ヶ淵ボート場があり、ボート乗船も楽しめる。
千鳥ヶ淵のサクラは、千鳥ヶ淵緑道を散策しながら並木や堤塘の風景を楽しめる他、ボートから臨む水辺の風景も千鳥ヶ淵ならではの絶景として国内外に広く知られている。北の丸公園側の展望園地から千鳥ヶ淵を見下ろすサクラの眺望も、知る人ぞ知る"穴場の絶景ポイント"である。サクラは隣接する九段坂の田安門から清水門を廻る「牛ヶ淵」まで続く。牛ヶ淵の名前の由来は、かつて牛車が堀に落ちたことに因み、近くに千鳥ヶ淵戦没者墓苑がある。なお皇居のサクラを大観するには、皇居の堀などをもっとも美しく見られるという英国大使館・半蔵門方面から見るとよいだろう。

みどころ
サクラの本数は約230本とそれほど多くはないが、石垣の上から、水たっぷりの千鳥ヶ淵・牛ヶ淵に大きくたれ込む老樹のサクラを、やや高所のポイントからながめるのはすばらしい。

補足情報
*ヒカリゴケ:ヒカリゴケ科。主に寒地や深山の湿地に群生する蘇類。レンズ状の細胞を持ち、美しい緑色に輝く。都心での発生は極めて珍しく、見つけられることはほぼない。天然記念物に指定されている。
関連リンク | VISIT CHIYODA 千代田区観光協会(WEBサイト) |
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2025年06月現在
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