麻綿原高原のアジサイ
麻綿原高原は、大多喜町の南西部、鴨川市と君津市との境付近にある高原である。勝浦付近の海岸から蜿々と続く九十九里浜を一望でき、また房総の山々を望むことができる。
アジサイの咲く高原として知られる。「天拝園(てんぱいえん)」と名付けられた妙法生寺(みょうほうしょうじ)境内を中心に、2万株ものアジサイが高原の斜面を埋めている。これは1951(昭和26)年、箕輪日受師が廃寺を再興しアジサイを植えたことに始まる。
付近には駐車場が整備されているが、そこへ行くまでの道路幅は狭い。また、アジサイが見頃となる6~7月には通行規制が行われるので、注意が必要である。
なお、天拝園には、日蓮聖人像*のある天拝壇や展望台などがあり、散策することができる。
アジサイの咲く高原として知られる。「天拝園(てんぱいえん)」と名付けられた妙法生寺(みょうほうしょうじ)境内を中心に、2万株ものアジサイが高原の斜面を埋めている。これは1951(昭和26)年、箕輪日受師が廃寺を再興しアジサイを植えたことに始まる。
付近には駐車場が整備されているが、そこへ行くまでの道路幅は狭い。また、アジサイが見頃となる6~7月には通行規制が行われるので、注意が必要である。
なお、天拝園には、日蓮聖人像*のある天拝壇や展望台などがあり、散策することができる。
みどころ
うっそうと茂る樹林の中を麻綿原高原に向かっていると、突如として、アジサイの美しい園があらわれる。高低差のある斜面に並ぶアジサイは圧巻で、下から見上げても上から見下ろしても視野全体がアジサイで覆われる。特に、斜面に設けられた遊歩道から臨む光景は格別である。
また、天拝園の頂上からの眺望もすばらしく、安房の山々や九十九里の海岸まで見渡すことができる。(牧野 博明)
また、天拝園の頂上からの眺望もすばらしく、安房の山々や九十九里の海岸まで見渡すことができる。(牧野 博明)
補足情報
*日蓮聖人:1222(貞応元)年2月16日に、小湊片海の地に降誕した。幼名を善日麿といい、12歳までこの地で暮らした。その後、清澄寺に移った。
関連リンク | 一般社団法人大多喜町観光協会(WEBサイト) |
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参考文献 | 一般社団法人大多喜町観光協会(WEBサイト) |
2020年04月現在
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