鯛の浦のタイ
内浦湾の東側、誕生寺の門前から南方1kmあまりの弁天島・入道ヶ岬にわたる一帯には、多くの鯛が生息する。
日蓮聖人*が誕生した際には鯛が集まり、波間を飛びはねて祝ったと言われており、また聖人がこの浦に船を浮かべて払子(ほっす)で海の上に「南無妙法蓮華経」の題目を書くと、たちまちたくさんの鯛が集まり波の上の題目をのみこんでしまった、などのいい伝えがある。700年以上の間、殺生禁断の聖地として保護されてきたので、今日では無数の鯛が生息するようになった。
小湊から鯛の浦遊覧船が運航している。遊覧船発着場には資料館があり、鯛の浦や鯛の生態などの展示パネル、鯛みこし、鯛の水槽などを見ることができる。
日蓮聖人*が誕生した際には鯛が集まり、波間を飛びはねて祝ったと言われており、また聖人がこの浦に船を浮かべて払子(ほっす)で海の上に「南無妙法蓮華経」の題目を書くと、たちまちたくさんの鯛が集まり波の上の題目をのみこんでしまった、などのいい伝えがある。700年以上の間、殺生禁断の聖地として保護されてきたので、今日では無数の鯛が生息するようになった。
小湊から鯛の浦遊覧船が運航している。遊覧船発着場には資料館があり、鯛の浦や鯛の生態などの展示パネル、鯛みこし、鯛の水槽などを見ることができる。
みどころ
本来であれば深海性で群れをなさないマダイが水深10~20mの浅海に群生しており、世界的にみても極めて珍しい。遊覧船に乗ると、タイの群れが集まって来る様子を見ることができ、迫力がある。
資料館では詳細説明がパネル展示されており、地域や鯛に関する理解が深まりやすい。(牧野 博明)
資料館では詳細説明がパネル展示されており、地域や鯛に関する理解が深まりやすい。(牧野 博明)
補足情報
*日蓮聖人:1222(貞応元)年2月16日に、小湊片海の地に降誕した。幼名を善日麿といい、12歳までこの地で暮らした。その後、清澄寺に移った。
*「妙の浦」とも呼ばれている。
*「妙の浦」とも呼ばれている。
関連リンク | まるごとe!ちば(公益社団法人千葉県観光物産協会)(WEBサイト) |
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参考文献 | まるごとe!ちば(公益社団法人千葉県観光物産協会)(WEBサイト) |
2020年04月現在
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