秩父神社
秩父市の中心に鎮座する。三峯神社・宝登山神社とともに秩父三社に数えられるこの社は、崇神天皇のころの創始といわれる古社で、明治維新前は秩父妙見宮と称されていた。広い境内に権現造*の本殿・幣殿・拝殿が鎮まり、左甚五郎作と伝えられる龍虎の彫刻をはじめ、社殿には華麗な彫刻が施されている。
日本三大曳山祭のひとつに数えられる秩父夜祭は当神社の例祭である。
日本三大曳山祭のひとつに数えられる秩父夜祭は当神社の例祭である。
みどころ
社殿に刻まれた見事な彫刻は、虎、お元気三猿にはじまり、社殿裏の北辰の梟、右奥のつなぎの龍と見ごたえがある。ここの三猿は、日光とは異なり、よく見て、よく聞いて、よく話すのである。健康長寿の絵馬も人気がある。(溝尾 良隆)
補足情報
*権現造:桃山時代に起こった建築様式。本殿と拝殿を板敷の石間でつなぎ、一連の建物としたもの。そのため外部内部構造とも複雑になっている。
関連リンク | 秩父神社(WEBサイト) |
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参考文献 | 秩父神社(WEBサイト) |
2020年04月現在
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