万葉自然公園かたくりの里まんようしぜんこうえんかたくりのさと

三毳山(みかもやま)は、万葉集にも詠まれた佐野市の東部に位置する美しい山。北斜面の中腹1.5ヘクタールに150万株のカタクリが群生している。カタクリの見頃は、3月中旬から3月下旬頃。
 また、春のイチリンソウ、チゴユリ、夏のヤマユリ、キツネノカミソリ、秋のキバナアキギリ、ヤマトリカブトなど、数多くの野草や樹木が花を咲かせる。
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みどころ

以前は、カタクリも自生でそれほどの群落ではなかったが、手入れをしたことで大幅に数を増やし、今では斜面全体に咲き誇るようになった。可憐なカタクリの花が一面に咲き誇る光景は見事である。
 三毳山山頂付近にもカタクリは咲くが、かたくりの里はアクセスがよい。北側の駐車場から入れば、群生地まで10分程度で到達することができる。(溝尾 良隆)