越代のサクラこしだいのさくら

いわき市の西隣、古殿町*の東部、越代地区にあるヤマザクラ。樹齢約400年といわれ、高さ20m、幹周り7.2mもある大木。県道135号沿いの小高い斜面に立ち、大きな枝ぶりを見上げる形になる。花と若葉が同時に開き、花自体は、淡紅色であるが、花柄や葉柄に赤みがあるため、全体としてはソメイヨシノなどにくらべ赤みは強い。
 開花期は4月下旬から5月上旬と遅い。この時期にはサクラ祭りが催され、夜間はライトアップもされる。
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みどころ

斜面にあるため、高さ20m、幹回り7.2mの大木を下から見上げるような視点での見物となり、樹勢も良く圧倒的な存在感がある。
 品種、地域性、気候の関係から開花期が遅いため、ソメイヨシノとは違った風情の花見を楽しむことができる。
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補足情報

*古殿町:古殿町には、越代のサクラ以外にも、名花地蔵のシダレザクラや八ケ久保北向のサクラをはじめ、一本桜が点在している。また、町の西部には「ふるどの桜街道」として鮫川沿いに約7km、約1,000本のサクラの並木が続き、上流と下流でサクラの種類が異なるため、開花時期が4月中旬から5月上旬と長く楽しむことができる。
関連リンク 古殿町 流鏑馬の里(WEBサイト)
参考文献 古殿町 流鏑馬の里(WEBサイト)
『古殿町桜ガイドマップ』古殿町

2023年07月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。