気仙沼港
リアス式海岸の湾奥に位置する気仙沼港は、1930(昭和5)年に開港。特定第3種漁港で、1,685mの岸壁に、1000t岸壁3バースと、5000t岸壁3バースをもつ。三陸沖を操業域とする漁船の主要な水揚げ港の一つであると同時に、日本の遠洋漁業(主にマグロ)の基地の一つになっている。カツオ、サメ類、サンマ、カジキ類、マグロなどの水揚げがあり、2024(令和6)年の水揚げ高は、数量で全国9位、金額で全国6位であった。なかでも生鮮カツオ水揚げ数量は、28年連続日本一を達成している。
航海に出る船の見送りはもともと関係者だけに公開されていたが、いまでは旅行者も参加が可能になった。毎年8月のサンマ漁の解禁時期に、一斉に漁場へ出かける10隻あまりの船を約1,000人の市民・旅行者が紙テープを持って楽しく賑やかに見送る出船送りは、気仙沼の伝統的な行事となった。
港の南側、汽船発着所から徒歩10分ほどの所には気仙沼魚市場がある。取引きのピークは朝6時から8時ごろで、荷捌場など場内への立入は禁止だが、2階の見学デッキなどからでも充分見学できる。
航海に出る船の見送りはもともと関係者だけに公開されていたが、いまでは旅行者も参加が可能になった。毎年8月のサンマ漁の解禁時期に、一斉に漁場へ出かける10隻あまりの船を約1,000人の市民・旅行者が紙テープを持って楽しく賑やかに見送る出船送りは、気仙沼の伝統的な行事となった。
港の南側、汽船発着所から徒歩10分ほどの所には気仙沼魚市場がある。取引きのピークは朝6時から8時ごろで、荷捌場など場内への立入は禁止だが、2階の見学デッキなどからでも充分見学できる。

みどころ
魚市場に隣接して、1997(平成9)年に開業した気仙沼「海の市」が立つ。館内には、水揚げされた旬の海産物や加工品が並ぶ店舗や食事もできるレストランのほか、全国に類を見ない氷の水族館(1階)、シャークミュージアム(2階)がある。震災でしばらく閉鎖されていたが、2014(平成26)年に再開し、2024(令和6)年にはシャークミュージアムがリニューアルオープンした。
8月に開催される気仙沼みなとまつりは気仙沼最大の祭りで、約600基の太鼓が一斉に演奏する「打ちばやし大競演」や、湾内を光で演出する「さんま船集魚灯披露」などが行われる。フィナーレには、航海の安全と大漁を願う縁起物で、ねぶたを思わせる装飾をした台船の海上うんづら(運を連ねる意)が運行する中、「海上打上げ花火」が夜空を彩る。
8月に開催される気仙沼みなとまつりは気仙沼最大の祭りで、約600基の太鼓が一斉に演奏する「打ちばやし大競演」や、湾内を光で演出する「さんま船集魚灯披露」などが行われる。フィナーレには、航海の安全と大漁を願う縁起物で、ねぶたを思わせる装飾をした台船の海上うんづら(運を連ねる意)が運行する中、「海上打上げ花火」が夜空を彩る。
関連リンク | 気仙沼さ来てけらいん(気仙沼観光推進機構)(WEBサイト) |
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参考文献 | 気仙沼さ来てけらいん(気仙沼観光推進機構)(WEBサイト) |
2025年07月現在
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