会津坂下町は、県西部、会津盆地の西部に位置する。北は喜多方市、東は湯川村、会津若松市、南は会津美里町、西は柳津町、西会津町に接する。
 JR只見線、国道49号、252号が通じ、磐越自動車道の会津坂下インターチェンジがある。
 町の中部から東側は盆地が広がり比較的平坦で水田が多い。一方、町の西側は山林が多い。河川は一級河川の阿賀川が宮川と合流して北へ、日橋川と合流して北西へそれぞれ流れる。また、北部では旧宮川(鶴沼川)と合流し、西北部で只見川と合流。これらの河川は総て阿賀野川水系となって越後平野に注いでいる。また、かんがい用水として、栗村堰、富川頭首工などの中小河川と多くの溜め池がある。山岳は、町の西部に大蔵山、高寺山などがそびえ丘陵地帯を形成しているが、標高450m以下の山々がそのほとんどである。
 1955年(昭和30)坂下町と5村が合併して成立。坂下は「番下」とも記され、鶴沼川左岸の段丘崖上に位置し、崖を意味するバッケから番下、坂下と表記されるようになったと言われる。越後街道の宿駅で、下野裏街道の分岐点でもある。
 米作のほか、葉タバコ、リンゴなどを栽培する。ソバの生産も多い。坂本工業団地が造成され、企業進出もみられる。
 塔寺地区の心清水八幡神社の塔寺八幡宮長帳8巻は、中世から近世にかけての祭事、できごとを記したもので国の重要文化財。恵隆寺(立木観音)の観音堂と木造千手観音立像、旧五十嵐家住宅も重要文化財。亀ヶ森・鎮守森古墳(青津)は国の史跡に指定されている。

観光資源一覧

只見川の写真

只見川 (福島県 只見町 / 福島県 檜枝岐村 / 福島県 三島町 / 福島県 柳津町 / 福島県 会津坂下町 )

福島・群馬県境の尾瀬沼、尾瀬ヶ原に源を発し、山間部を一旦北に流れ、福島県西部では北東に向かい、途中伊南川、野尻川などを合わせ、喜多方市で猪苗代湖から来る日橋川と合流して阿賀川となる全長137kmの川。阿賀川は新潟県に入ると阿賀野川と名を変え日本海に注ぐ。  只見川の上・中流部は深い山間部で上流部の只見町までの 50kmは会津...

恵隆寺(立木千手観音)の写真

恵隆寺(立木千手観音) (福島県 会津坂下町 )

恵隆寺は、JR只見線塔寺駅から東へ1.5km、会津坂下駅からは北西に約3kmの微高地に建つ。「立木千手観音」は恵隆寺の本尊で、観音堂*に納めれている。恵隆寺の起源は、欽明天皇のころ(540年ごろ)、2.5kmほど西北にある高寺山遺跡の場所に梁国の僧青岩によって開かれ一時は隆盛を誇ったが、慧日寺(磐梯町)との戦いに敗れ荒廃し、1190(建...