池田町は、福井県の南東部に位置し、北は福井市、 東は大野市、南は南越前町・岐阜県、西は越前市に接する。四方を山に囲まれた農山村で、地形は極めて急峻で、総面積の約9割を山林が占めている。町の中央を縦断する足羽川は、魚見川・水海川・部子川が合流し南北に流れ、その周辺に豊かな耕地と集落が散在している。
 中心の稲荷は、福井市からバス(国道417号)が通じ、南部は魚見坂により越前市と結ばれるほか、国道476号が通る。
 土質は肥沃で用材杉や水稲の生産地である。
 稲荷に室町時代の本殿をもつ須波阿須疑神社、江戸時代中期の民家の堀口家があり、水海の鵜甘神社には国指定重要無形民俗文化財である田楽能舞が伝わる。

観光資源一覧

龍双ヶ滝の写真

龍双ヶ滝 (福井県 池田町 )

落差60m。名称の由来は、ここに龍双坊という修行僧が住んでいたとも、深い滝つぼに龍が住み、ときどき昇天のため滝上がりをしたともいわれる。水量豊かな滝が落ちるさまは、まさに龍の名にふさわしい。