小海町
印刷する小海町は、長野県の東部、南佐久地域のほぼ中央、千曲川の上流に位置する。東は北相木村、西は八ヶ岳連峰を境に茅野市、南は南牧村・南相木村、北は佐久穂町にそれぞれ接している。
町の中央を南北に流れる千曲川に沿って帯状の平坦地が形成され、ここを国道141号、JR小海線が走り、町の主要な交通路となっている。千曲川の左岸(西部地域)は八ヶ岳連峰の裾野が広大な傾斜地として広がり、右岸(東部地域)は秩父山塊の裾野の段丘帯となっている。
小海町は、高原野菜を中心とした農業が基盤産業であり、第1次産業の占める構成比率は比較的高い割合となっている。
八ヶ岳の裾野は国道141号沿いより一段高く、スケートや夏の避暑やキャンプで名高い松原湖高原があり、八ヶ岳の山深くの稲子(いなご)湯は北八ヶ岳への登山基地をなす。また、この山稜近くの白駒池などいずれも夏の観光の名所になっている。
観光資源一覧
白駒の池 (長野県 佐久穂町 / 長野県 小海町 )
北八ケ岳の中心、麦草峠の南東1.5kmにある八ケ岳火山湖沼の中で最大の池。標高は2,155m、面積114ha、水深8.6m。その名は白馬とともに池へ消えた乙女の伝説*に由来する。 国道299号線沿いの駐車場から歩いて約15分程度で白駒の池まで行け、急俊な高山を登らなくても、気軽に季節の移り変わりを見ることができる。 また、北八ヶ岳の登...
北八ケ岳 (長野県 佐久穂町 / 長野県 茅野市 / 長野県 小海町 / 群馬県 南牧村 )
八ヶ岳の硫黄岳の北にある夏沢峠から大河原峠までを北八ヶ岳とし、又は北八ヶ岳に蓼科山を加えて北八ヶ岳と呼ぶ場合もある。前者の範囲では南から根石岳、高峰の天狗岳をはじめ、中山・丸山・茶臼山(ちゃうすやま)・縞枯山(しまがれやま)・横岳*・大岳などであり、2,500m前後の山を連ねている。 南の八ケ岳が荒々しい男性的な岩山で...