八峰町は、秋田県北西部に位置する。北部から東部にかけては白神山地で、藤里町や青森県の世界自然遺産登録地に連なる。南部には塙川、水沢川等が流れ、流域は水田が広がる。東は藤里町、南は能代市、西は日本海、北は青森県深浦町と鰺ヶ沢町に接している。JR五能線、国道101号が通じる。
 真瀬川上流で発見された銀山は江戸時代に栄えた。
 北部を占める八森地区は漁業が盛んで、ハタハタ漁等が行われる。南部の峰浜地区で米単作農業が行われる他、ナシやメロンの栽培、シイタケの生産がみられる。
 町の広大な森林は白神山地の一部で、秋田白神県立自然公園に指定されているエリアもある。起伏に富んだ八森地区の海岸は八森岩館県立自然公園に指定されている。江戸時代に秋田六郡三十三観音霊場に指定されていた白爆神社もあり、8月の例大祭で行われる「みこしの滝浴び」はみこしが滝に入る珍しいまつりとして有名。

観光資源一覧