村山市
印刷する村山市は、山形県中央部に位置し、東を奥羽山脈(甑岳)、西を出羽丘陵(葉山)に囲まれ、中央部を最上川が北に流れ、 途中大きく蛇行しており、流域には肥沃な土地が開けている。北は大石田町、東は尾花沢市、南は東根市、河北町、西は舟形町、大蔵村、寒河江市に接する。
JR奥羽本線(山形新幹線)、国道13号、347号が南北に縦貫する。
中心地の楯岡は中世以来の最上八楯の一つとして重要な地位を占めたが、1622(元和8)年、最上氏の改易後は羽州街道の宿場町となり、1878(明治11)年の郡区町村編制法公布後に北村山郡役所が置かれてからは、郡の行政、文化の中心地となった。
米作のほか果樹栽培が中心の農業地域であるが、かつては養蚕も盛んであった。河島工業団地、金谷工業団地や河島山ニュータウンなども造成されている。
最上川河畔にはクアハウス(碁点温泉)が整備されている。東沢公園には東北最大といわれる東沢バラ公園がある。
観光資源一覧
葉山(村山) (山形県 村山市 / 山形県 寒河江市 )
村山市西端に位置し、北は大蔵村、南は寒河江市との境にあたる。麓の村山平野側からみると、連なる稜線と山容は馬蹄型になっており、火山であった面影を残す。山麓から山頂近くまでブナの原生林が見られ、県の天然記念物に指定されているトガクシショウマをはじめ、ドウダン、チングルマ、ハクサンシャクナゲ等の高山植物の群生地もある。山...
山形板そば (山形県 村山市 )
そば自体は、日本においても他の雑穀として混ぜ粥状にしたり、餅状にしたそばがきにしたりして、古代から食されてきた。現在の細長い麺の形になったのは、江戸初期の頃に「そば切り」が考案されたからだといわれている。その後、各地でその風土や文化に合わせ、そばの打ち方、つなぎ、出汁、付け合わせ、食べ方、そして、それに応じた器など...