佐倉市
印刷する佐倉市は、千葉県の北中部に位置し、北は印旛沼、南は千葉市に接する。千葉市や東京方面へ通勤する人のベッドタウンとなっている。
城下町として発展を遂げ、室町時代は千葉氏が、江戸時代には土井利勝や堀田氏などが領主となった。また、成田街道の宿場町としても発達し、佐倉炭の集散地でもあった。明治に入ると、佐倉城が取り壊され、陸軍の兵営などが設置された。
下総台地の一部にあたり、主な産業は農業で、米・メロン・ヤマトイモ・落花生・サツマイモなどを産する。近年は工業も盛んとなっており、電線・木材・木製品・薬品工業などを製造している。観光については、国立歴史民俗博物館をはじめ、歴史の舞台となった施設が公開されている。
観光資源一覧
国立歴史民俗博物館 (千葉県 佐倉市 )
1983(昭和58)年に開館した国立歴史民俗博物館は、緑豊かな佐倉城址の一郭に位置する。アイボリーとグレーのモダンな鉄筋コンクリート造の建物で、敷地面積は約13万m2、延床面積は約3.8万m2を誇る。日本の歴史と文化について総合的に研究・展示する博物館で、先史・古代から現代に至るまでの歴史と日本人の民俗世界を...
DIC川村記念美術館 (千葉県 佐倉市 )
DIC川村記念美術館は、1990(平成2)年5月にDIC株式会社総合研究所の敷地内にオープンした美術館である。創業家二代目の川村勝巳が発起人となりDIC株式会社およびその関連会社が集めた17世紀のレンブラントを筆頭にモネ、ルノワール、シャガール、ピカソらによるヨーロッパ近代絵画、20世紀アメリカ美術、日本の現代美術などを収蔵。ステラの...