DIC川村記念美術館でぃーあいしーかわむらきねんびじゅつかん

DIC川村記念美術館は、1990(平成2)年5月にDIC株式会社総合研究所の敷地内にオープンした美術館である。創業家二代目の川村勝巳が発起人となりDIC株式会社およびその関連会社が集めた17世紀のレンブラントを筆頭にモネ、ルノワール、シャガール、ピカソらによるヨーロッパ近代絵画、20世紀アメリカ美術、日本の現代美術などを収蔵。ステラの大型作品17点とロスコの連作〈シーグラム壁画〉は世界的にも特筆されるべきコレクションである。
 敷地内の庭園には、美術館の他、貸しギャラリー、レストラン、自然散策路、広場、テラスなどを配置している。各所には元里山であった自然環境を保護しながら、景色を彩る花樹が植えられており、1年を通して草花を楽しむことができる。
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みどころ

収蔵作品の個性や魅力を十分に引き出すことを第一に考えて設計された展示室はそれぞれ大きさや雰囲気が異なり、バラエティに富んでいる。また、広い庭園は隅々まで整備が行き届いており、ここを散策するだけでも楽しめる。開館当初より「作品」「建物」「自然」の三要素が調和した美術館を理想として運営されている。
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補足情報

駐車場無料(大型バスも事前連絡で利用可)。
入館料は展示内容により異なる。
関連リンク DIC川村記念美術館(WEBサイト)
参考文献 DIC川村記念美術館(WEBサイト)
パンフレット「DIC川村記念美術館」

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。