竹富島の種子取祭(竹富島)
種子取祭は作物の種子をまく播種儀礼のことで、今も多くの行事が続く竹富島にあって、最大かつ最も重要な祭祀行事。旧暦9月か10月のツチノエの日を中心にした10日間がその期間だが、見物することができる奉納芸能は7日目と8日目に行われる。
芸能の初日は「バルビル(発芽願い)」で、世持御嶽(よもちうたき)への祈願のあと、奉納芸能が行われる。芸能には「庭の芸能」と「舞台の芸能」があり、棒術、巻踊り、狂言、組踊などが多彩に演じられる。この日のために帰郷した島出身者たちも出演する。夜は各家をまわるユークイ(世乞い)行事が夜通し行われる。これはユー(豊作や繁栄)を招き寄せる儀礼。そして2日目の芸能がその日の夕方まで続く。
芸能の初日は「バルビル(発芽願い)」で、世持御嶽(よもちうたき)への祈願のあと、奉納芸能が行われる。芸能には「庭の芸能」と「舞台の芸能」があり、棒術、巻踊り、狂言、組踊などが多彩に演じられる。この日のために帰郷した島出身者たちも出演する。夜は各家をまわるユークイ(世乞い)行事が夜通し行われる。これはユー(豊作や繁栄)を招き寄せる儀礼。そして2日目の芸能がその日の夕方まで続く。
みどころ
揃いの衣装を着けた女性たちの群舞、男性たちの迫力ある棒術、弥勒の行列など、思わず写真におさめたくなるシーンが多くて楽しめる。一方で、夜を徹して行うユークイ(世乞い)は、島人のエネルギーに驚かされる。できれば島に宿泊して、夜の行事まで見届けたい。
関連リンク | 竹富町観光協会(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 |
竹富町観光協会(WEBサイト) 『おきなわの祭り』沖縄タイムス社、1991年 『沖縄大百科事典』沖縄タイムス社、1983年 |
2020年04月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。