八重干瀬
宮古島の北方、池間島の北の沖5~22kmに、南北約12km、東西約7kmの範囲にわたって大小100ものサンゴ礁が分布しているエリア。干瀬が幾重にも重なっていることから(諸説あるが)、「八重干瀬」と書いて「やびじ」や「やえびし」などと呼ばれている。満潮時は海中に没しているが、1年で最も干満の差が大きい4月の大潮の数日間、サンゴ礁が海上に現れるので、「幻の大陸」と呼ばれる。
旧暦3月3日、女性たちが潮の引いた海に出かけ、足を海水に浸して身を清め、厄払いをするサニツ(浜下り)という伝統行事がある。現在では、潮が引いた浜で潮干狩りなどを楽しむ風景が見られる。2014(平成26)年まで、この時期に合わせてフェリーで八重干瀬に渡り上陸するツアーが行われていたが、現在は、サンゴ礁の保全のため行われていない。
2013(平成25)年に国の名勝・天然記念物に指定されている。
旧暦3月3日、女性たちが潮の引いた海に出かけ、足を海水に浸して身を清め、厄払いをするサニツ(浜下り)という伝統行事がある。現在では、潮が引いた浜で潮干狩りなどを楽しむ風景が見られる。2014(平成26)年まで、この時期に合わせてフェリーで八重干瀬に渡り上陸するツアーが行われていたが、現在は、サンゴ礁の保全のため行われていない。
2013(平成25)年に国の名勝・天然記念物に指定されている。
みどころ
八重干瀬では、釣りやダイビングを楽しむこともできるが、一番のおすすめはスノーケリングだ。宮古島からボートで約1時間、池間島からは30分。宮古島や池間島からのスノーケリングツアーが出ている。
オニヒトデの食害や、2016(平成26)年の海水温の上昇による大規模な白化現象によって、サンゴ礁は大きな被害を受けたが、それ以降、回復の兆しが見えてきている。大きなテーブルサンゴがあちこちで見られ、美しいサンゴ礁のなかでカラフルな魚たちと一緒にのんびりスノーケリングを楽しむことができる。
オニヒトデの食害や、2016(平成26)年の海水温の上昇による大規模な白化現象によって、サンゴ礁は大きな被害を受けたが、それ以降、回復の兆しが見えてきている。大きなテーブルサンゴがあちこちで見られ、美しいサンゴ礁のなかでカラフルな魚たちと一緒にのんびりスノーケリングを楽しむことができる。
関連リンク | 一般社団法人宮古島観光協会(WEBサイト) |
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参考文献 |
一般社団法人宮古島観光協会(WEBサイト) モニタリングサイト1000(環境省環境省生物多様性センター)(WEBサイト) 宮古毎日新聞記事(2017年3月3日)(WEBサイト) 日本トランスオーシャン航空機内誌「Coralway」2018年9~10月号 瀬戸口靖著『沖縄スノーケリングガイド』JTBパブリッシング、2010年 |
2020年04月現在
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