弥五郎どん祭り
身の丈4.85mの弥五郎どんが、岩川八幡神社の境内で目を覚まし、その後、市街地を練り歩く。鹿児島県三大祭の一つとされ、900年の伝統がある。弥五郎どんは、隼人の首領、あるいは六代の天皇に仕えたという武内宿禰(たけのうちのすくね)がモデルと言われるがはっきりしていない。例年11月3日に開催される。

みどころ
弥五郎どんの大きさがたまらない。鳥居をくぐって八幡神社から出てくるときは特に迫力を感じる。子どもたちの「ワッショイ」の掛け声と、笛や太鼓に先導されてゆっくりゆっくり進む弥五郎どんは、なんともいえない親しみを感じる風貌をしている。国道の高架橋の下を通る際に足元から大きく後ろに反り返るのもみどころの一つだ。

補足情報
*祭り当日は、武道大会やのど自慢大会なども行われ、多くの人で賑わう。宮崎県都城市、宮崎県日南市でも弥五郎どんの祭りが行われている。
関連リンク | そ・お・ナ・ビ(一般社団法人曽於市観光協会)(WEBサイト) |
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参考文献 |
そ・お・ナ・ビ(一般社団法人曽於市観光協会)(WEBサイト) 浦野和夫著『鹿児島ふるさとの祭り』南方新社、2017年6月 |
2020年09月現在
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