えびの高原のミヤマキリシマえびのこうげんのみやまきりしま

えびの高原は、霧島連峰を構成する、韓国岳(からくにだけ)、甑岳(こしきだけ)、白鳥山(しらとりやま)などに囲まれた標高約1,200mに位置する高原。高原北部には不動池や六観音御池(ろっかんのんみいけ)、白紫池(びゃくしいけ)などの火口湖がある。「えびの」の名称は、韓国岳山麓の硫黄山(いおうやま)から噴出する亜硫酸ガスにより、高原の原野が秋には一面えび色になることが由来という。
#

みどころ

えびの高原のミヤマキリシマの見頃は5月下旬~6月中旬ごろ。えびの高原を走る県道1号線沿いからも見えるが、イチ押しはつつじケ丘。韓国岳の麓にある、霧島錦江湾国立公園内でも随一と評されるミヤマキリシマの群生地でおよそ3万株が自生。シーズンともなれば、あたり一面がピンク色に染まるさまは一見の価値がある。韓国岳をバックに、ミヤマキリシマが咲き誇る風景を楽しむもよし、整備された歩道を歩き、間近で花を見るもよし、さまざまな楽しみ方ができる。
 もう一つのおすすめの場所は硫黄山周辺から。眼前にある不動池は火山の影響から酸性度が高く、光の乱反射により神秘的なコバルトブルーをしており、ミヤマキリシマとのコントラストが美しい。
#

補足情報

硫黄山周辺には立入規制が掛かっているため、必要に応じて道路状況・立入規制のご確認をお願いいたします。
関連リンク えびの市観光協会(WEBサイト)
参考文献 えびの市観光協会(WEBサイト)
えびの市(WEBサイト)

2020年09月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。