大村公園のサクラ
大村公園は大村駅の南、大村湾に突き出た玖島崎にある。元は、慶長4(1599)年に大村藩初代藩主の大村喜前(よしあき)*が築き、約270年間に渡って大村藩二万七千石の居城であった玖島城。慶長19(1614)年の大改修の際は、築城の名人である加藤清正に指導を受けたと言われている。1869(明治2)年に取り壊され、残る石垣と堀が往時を偲ばせる。本丸跡には大村家歴代藩主を祀る大村神社がある。
現在は、オオムラザクラ*をはじめとする「日本さくらの名所100選」の桜の公園として整備され、花菖蒲やツツジなど花の名所となっている。
大村公園の東側は武家屋敷のあったところで、石垣などが残っている。
現在は、オオムラザクラ*をはじめとする「日本さくらの名所100選」の桜の公園として整備され、花菖蒲やツツジなど花の名所となっている。
大村公園の東側は武家屋敷のあったところで、石垣などが残っている。
みどころ
3月下旬~4月上旬はソメイヨシノ、4月上旬~中旬はオオムラザクラをはじめとする八重桜を中心に、20種類以上、約2,000本の桜が次々と花を咲かせる。石垣を背景に咲き誇る桜は趣がある。二重馬場の桜のトンネルも見事。
桜シーズンが終わると主役は花菖蒲に。玖島城の堀を利用してつくられた約9,500m2の花菖蒲園は、例年5月下旬~6月上旬に約170種10万株およそ30万本の花菖蒲で彩られる。
桜シーズンが終わると主役は花菖蒲に。玖島城の堀を利用してつくられた約9,500m2の花菖蒲園は、例年5月下旬~6月上旬に約170種10万株およそ30万本の花菖蒲で彩られる。
補足情報
*大村喜前:1569~1616(永禄12~元和2)年。大村家中興の祖といわれる。日本初のキリシタン大名 純忠の子で、自身も元はキリシタンであったが改宗した。
*オオムラザクラ:八重桜の一種。八重桜を二つ重ねたような二段咲きで、花弁が200枚以上のものもある。1941年に発見された珍しい品種で、大村神社社殿前の2本が国の天然記念物に指定されている。大村市の市花。
*オオムラザクラ:八重桜の一種。八重桜を二つ重ねたような二段咲きで、花弁が200枚以上のものもある。1941年に発見された珍しい品種で、大村神社社殿前の2本が国の天然記念物に指定されている。大村市の市花。
関連リンク | 大村市(WEBサイト) |
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参考文献 |
大村市(WEBサイト) 大村市(WEBサイト) 大村市(WEBサイト) 大村観光ナビ(大村市)(WEBサイト) 現地の案内板 |
2024年09月現在
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