唐津城からつじょう

唐津藩主・寺沢広高が名護屋城の解体資材を用いて、1608(慶長13)年に完成した城。別名「舞鶴城」。代々譜代大名が入城したが、廃藩置県後は廃城となり、舞鶴公園となる。1966(昭和41)年、虹の松原を見下す小高い城跡に5層5階地下1階の天守閣が建てられ、唐津のシンボルとなっている。天守閣からは唐津湾の眺望がよく、公園内は桜・藤の名所である。
 天守閣の内部は郷土博物館になっており、2017(平成29)年リニューアルした。名護屋城・唐津城関係資料、考古資料などを展示。唐津焼も展示されている。
#

みどころ

小高い丘の上に立つ唐津城。別名「舞鶴城」ともよばれ、唐津の街のいたるところから、その美しい姿を見られる。城自体の美しさもさることながら、城からの眺望も見事で、特に天守閣最上階からは、唐津市街、虹の松原、唐津湾などを一望できるので、来城したら、ぜひ上まで登り、その風景を堪能してほしい。
 2017(平成29)年にリニューアルオープンした天守閣の中は清潔感にあふれ、デジタル映像やタッチパネルなどを使った工夫を凝らし、展示も以前よりわかりやすくなっている。

あわせて行きたい