御船山のツツジみふねやまのつつじ

御船山の南西麓にある。鍋島家の別荘跡で、その庭園は第28代藩主茂義が1852(嘉永5)年に京都より絵師を招いて計画を書かせ、3年の歳月を費して造園した。桜・ツツジ・藤・シャクナゲなどが見られる。ことに5万株(20万本)もあるツツジがピンクや白い花をつける4月末から5月にかけてがみごと。
#

みどころ

古くから校歌にも歌われ、市民に愛されてきた標高210mの御船山。武雄の象徴である御船山の麓に広がる御船山楽園は花の楽園だ。特筆すべきはツツジ。御船山の斜面に「つつじ谷」と呼ばれる、すり鉢状になった園地に、色とりどりのツツジがおよそ20万本も咲き誇るさまは圧巻。御船山はおよそ300万年前に隆起してできた雄々しい山容が特徴的で、御船山とツツジの共演とも言える風景は、まさに絶景だ。また、同時期には、樹齢170年の大藤なども開花のシーズンを迎え、観光客の目を楽しませる。御船山の姿が園内にある池に映る景色もすばらしい。
 さらに、御船山の東山麓一帯に広がる御船が丘梅林のウメも見事で、約16万5,000m2の敷地に約3,000本の梅が植えられている。2月中〜3月には美しい花が咲き誇り、そのさまは「一目一万本」と称される。
関連リンク 御船山公園(WEBサイト)
参考文献 御船山公園(WEBサイト)
一般財団法人武雄市観光協会(WEBサイト)
一般財団法人武雄市観光協会(WEBサイト)

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。