有田陶器市ありたとうきいち

1896(明治29)年に、深川栄左衛門と田代呈一の主催で陶磁器品評会が開かれたのがきっかけ。のちに、品評会と同時に開催されるようになった大売出しが陶器市のはじまりだ。現在は有田商工会議所が主催する。延々4kmに窯元、商社の店舗が並ぶ。陶磁器を山と積んで年に一度の蔵ざらえで人気を呼んでいる。4月29日~5月5日の会期中は、全国から多くの人が訪れる。
#

みどころ

会場の中心は有田駅から上有田駅に沿って延びる通り。通りに沿って、町内の窯元や商社約450軒が出店。期間中の昼間、通りは歩行者専用になり、多くの人が陶磁器を買い求めに集う。店を見て回るのも楽しいが、連なる各商店(碗坂通り商店会、トンバイ塀通り商店会、皿山通り商店会、五区楽通り商店会、有田駅前やきもの散歩道)が中心となって、趣向を凝らしたさまざまなイベントを開催。買い物だけでなく、それらを観光として楽しむのもいい。人出が多く、また現地の駐車場スペースも限られているので、公共交通機関を使って訪れるのが望ましい。
 また、同期間に、近くにある焼き物の里・長崎県波佐見でも陶磁器祭りを開催しているので、併せてめぐるのも楽しい。
関連リンク 有田陶器市(有田商工会議所)(WEBサイト)
参考文献 有田陶器市(有田商工会議所)(WEBサイト)

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。