豊楽寺ぶらくじ

JR土讃線 大田口駅から徒歩30分。大田山大願院豊楽寺。724(養老8・神亀元)年、行基による創建が伝えられている真言宗寺院。
 その薬師如来は国内有数に名高く、四国らしい谷をはさむ急峻な山の中腹にありながら信者参拝を迎えてきた。「柴折薬師(しばおりやくし)」ともよばれる。荒天による大破を被っては長宗我部元親(ちようそかべもとちか)や山内忠義(やまのうちただよし)が修造させてきたと伝えられる。薬師堂は伝釈迦如来像の墨書銘から像とともに藤原末期の仁平元年建造かといわれる。「古社寺保存法」で内務省特別保護建造物に指定され、明治末期に大修繕されている。本堂の薬師堂は国宝に、内部の仏像7体も国重要文化財指定にされる。
#

みどころ

順路に沿っていくと、まずは山側から一段低い位置に建つ勾配ゆるやかで軒先が反った屋根を見下ろすことになる。単層入母屋造りこけら葺き、鳳凰の飛翔の姿にたとえられる優美な趣がある建物。内陣の本尊をおく須弥壇(しゆみだん)の加工が見事で内々壇から垂木がでたかたちは建築史的にも貴重という。内観の予約をいれて重要文化財の仏像ともども拝観したい。
関連リンク 大豊町(WEBサイト)
関連図書 『大町町史近代現代編』p.901 (参考文献URL一段目)
参考文献 大豊町(WEBサイト)
国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館)(WEBサイト)

2023年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。