大堂海岸おおどうかいがん

白い花崗岩の断崖景観。高さ30mの石柱の観音岩は遭難者をみちびいたという伝説、120mの断崖のお万の滝については悲恋物語が語り継がれている。
 観音岩から大堂山展望台まで高低差200m、全長6kmの遊歩道がある。すべてを歩くと登山となるが、観音岩までは県道から近く比較的気軽に足を運べる。
 柏島、竜ケ浜も見渡すことができる。海岸の岩石は花崗岩と水成岩で、白く見えるのが花崗岩。白亜紀に水成岩須崎層に裂け目ができ、そこから花崗岩が噴き出してできたという。岩石が崩れやすくなっており、遊歩道の柵外に出ないよう呼びかけている。
 柏島または樫西海中公園周防形の発着で漁船を使った大堂海岸海上遊覧船がある。
 また、海から直接そそり立つ断崖は、フリークライマーからの評価も高く、初心者向きの手ごろなルートを持つ「モンキーエリア」はじめ、「ハーバーエリア」、「最果てエリア」などと名付けられ紹介されている。
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みどころ

白い花崗岩の断崖と紺碧の海のコントラストは、ぜひ晴れた日に海上から見たい。大堂山展望台の眺めは360度で柏島、大堂海岸を見渡せる。
関連リンク 大堂・柏島(大月町)(WEBサイト)
参考文献 大堂・柏島(大月町)(WEBサイト)
環境省「足摺宇和海国立公園」(WEBサイト)

2023年05月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。