ひろめ市場
高知城下、市内観光の中心地区にある敷地約4,000m2、1階がフードコート状の造りの店舗エリア、2、3階が駐車場の商業施設(民営テナント貸し型施設)。北側で追手筋*に面し、南側はイベントスペースの「よさこい広場」があり、帯屋町商店街の一角を構成している。その南は「高知の台所」といわれる大橋通り商店街である。
ひろめの場内はかつおのタタキや鯛めしなどの海の幸をはじめとした飲食店、鮮魚店、惣菜店、土産物店、衣料品店などが所狭しと並び、テーブルが並ぶ2つの広場(「お城下ひろば」「自由広場」)を縁どり、横丁をなしている。店舗の数は近年は50軒くらい、店は広いところで12坪くらい。かつおのタタキ、田舎寿司、土佐の赤牛、坂本龍馬の好物だったというしゃもなどが飲食できる。
江戸時代ここは土佐藩家老深尾弘人蕃顕(ふかおひろめしげあき)の屋敷(通称「ひろめやしき」)があった所で、維新後も跡地付近が市民から「ひろめやしき」と呼ばれていた。バブル期にホテル建設の話があって地上げの対象となったが途中で頓挫し低利用の駐車場になっていたところを、帯屋町二丁目商店街の人たちが商店街の核にと望み、地元商店主の発案により、このようなかたちで活用することになった。
ひろめの場内はかつおのタタキや鯛めしなどの海の幸をはじめとした飲食店、鮮魚店、惣菜店、土産物店、衣料品店などが所狭しと並び、テーブルが並ぶ2つの広場(「お城下ひろば」「自由広場」)を縁どり、横丁をなしている。店舗の数は近年は50軒くらい、店は広いところで12坪くらい。かつおのタタキ、田舎寿司、土佐の赤牛、坂本龍馬の好物だったというしゃもなどが飲食できる。
江戸時代ここは土佐藩家老深尾弘人蕃顕(ふかおひろめしげあき)の屋敷(通称「ひろめやしき」)があった所で、維新後も跡地付近が市民から「ひろめやしき」と呼ばれていた。バブル期にホテル建設の話があって地上げの対象となったが途中で頓挫し低利用の駐車場になっていたところを、帯屋町二丁目商店街の人たちが商店街の核にと望み、地元商店主の発案により、このようなかたちで活用することになった。
みどころ
高知城見物客の多くが立ち寄って飲食やショッピングを楽しんだりしている。昼から気軽に飲める場所として年配の市民なども多く利用している。広場の大きなテーブル席では相席となった観光客と飲みながら談笑している様子も見られる。ひろめ市場では、土佐のおいしい物に巡り合うとともに、人懐っこい地元客との会話も楽しみたい。
補足情報
*追手筋:ひろめ市場が面した追手筋は、日曜は土佐の「日曜市」の屋台が並び、よさこい祭りでは有料桟敷が設営されてメイン会場となる。
関連リンク | ひろめ市場(WEBサイト) |
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参考文献 |
ひろめ市場(WEBサイト) 『まちと生きる第3部よみがえる⑥じり貧阻止地上げ跡地で一花』原明彦 日本経済新聞1998年10月5日26面 『高知市の飲食文化 : ひろめ市場を事例として』山口智之 寺谷亮司 愛媛大学地域創成研究センター 『地域創生研究年報』愛媛大学地域共創研究センター 『こうち経済ウォッチ さらば帯屋町の名物男』高知新聞 |
2023年02月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。