白猪の滝しらいのたき

皿ヶ嶺連峰県立自然公園の中にある高さ96mの白猪の滝は三段の滝で、重信川の上流の表川白猪越の渓にかかり、その落下する姿は、まさに自然の偉大さを感じさせる。 四季折々にいろいろな顔を見せる白猪の滝は、春は新緑に萌え、初夏は清涼感溢れる避暑地として、秋は滝を取り巻く木々が錦に染まり、そして冬は幻想的で滝全体が凍結し、まるで氷の彫刻のような神秘的な光景を目の当たりにする。
 正岡子規や夏目漱石もこの地を訪れ、多くの短歌や俳句を残したことでも知られる景勝地である。
 国道494号脇の駐車場から白猪の滝までは、市道と遊歩道を使って約1,300mで、遊歩道等はきちんと整備されている。
#

みどころ

白猪の滝は落差が96mあり、四季を通して素晴らしい景観が魅力のスポットである。特に、12月から2月までの厳冬期は、数日冷え込むと白猪の滝は見事に氷瀑に姿を変え、氷瀑となった滝は荘厳としか形容できない景観である。三段で96mの落差を持つ白猪の滝は下段だけでも30mあり、そのスケール感は単純に滝の大きさだけをとっても特筆すべき点である。
 遊歩道が整備されており、誰でも訪れやすい滝となっている。また、滝見のあずま屋に座って滝を楽しむこともできる。
 毎年11月3日に開催される「白猪の滝まつり」には多くの人が訪れている。
関連リンク 東温市(東温市役所)(WEBサイト)
参考文献 東温市(東温市役所)(WEBサイト)
いよ観ネット(一般社団法人愛媛県観光物産協会)(WEBサイト)

2022年11月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。