ノリタケの森のりたけのもり

名古屋駅の北約1km。1904(明治37)年に陶磁器製造を開始したノリタケが、2001(平成13)年、創立100周年の記念事業の一環として、ノリタケ本社敷地内に陶磁器に関する複合施設「ノリタケの森」をオープンした。
 約34,000m2の広大な敷地は豊かな緑に囲まれ、文化と出会う「カルチャーゾーン」、暮らしを楽しむ「コマーシャルゾーン」、歴史を感じる「ヒストリカルゾーン」をコンセプトにした施設群が広がる。
 ノリタケミュージアムでは、初期のノリタケ製品である「オールドノリタケ」をはじめ、時代や多様化するニーズに合わせ製造してきた食器の数々が展示されている。ノリタケは、この事業を通じて、産業観光の促進、環境への寄与、地域社会への貢献・感謝の具現化に取り組んでいる。
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みどころ

広い敷地の中に、うつくしい、デザインのよい建物が配置されている。「ノリタケの森」に来たら、まず園内施設を案内するビデオ映像を見にウエルカムセンターへ行こう。ノリタケは外国人にもよく知られているので、訪日外国人にも人気の場所となっている。森での散策やクラフトセンターで製造工程の見学や絵付け体験、直営店での買い物、カフェやレストランでの食事と楽しみが多い。
 赤レンガ建築(旧製土工場)、6本煙突(陶磁器焼成用トンネル窯煙突の跡)、赤レンガ建築(旧陶磁器センター)は近代化産業遺産群として登録されるとともに、地域の歴史でもあり、文化的な景観により名古屋市の認定地域建造物資産としても認定されている。
関連リンク ノリタケの森(WEBサイト)
参考文献 ノリタケの森(WEBサイト)
あいち観光ナビ(一般社団法人 愛知県観光協会)(WEBサイト)

2024年05月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。