歌舞伎が上演される御園座かぶきがじょうえんされるみそのざ

名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅から徒歩2分。1896(明治29)年に名古屋の財界有志によって、名古屋劇場株式会社が創立され、東京明治座を手本とする劇場が翌年に開場した。名古屋きっての歴史と格式を持つ劇場で、歌舞伎の顔見世興行をはじめ大衆演劇や歌謡ショーなどが上演されている。名古屋大空襲で全焼し、再建されたが、1961(昭和36)年の火災で再び焼失。1963(昭和38)年に再建される。2013(平成25)年にいったん閉館して、2018(平成30)年に、高さ約150m、地上40階、地下1階、1階に店舗、2~4階が劇場、5階から最上階に分譲マンションのあるグランドメゾン御園座タワーとして開館。設計監修は隈研吾。2018(平成30)年にこけら落としの公演が行われた。国内の演劇関係資料を集めた演劇図書館は2階にある。
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みどころ

歌舞伎役者にとって、東京の歌舞伎座、京都の南座、そして御園座の三座がいつか立ちたい憧れの舞台である。劇場の客席数は、1階と2階で1,302席である。地上40階の高層建築だが、御園座の4階までは、なまこ壁の素敵なデザインとなっている。
関連リンク 御園座(WEBサイト)
参考文献 御園座(WEBサイト)
あいち観光ナビ(一般社団法人 愛知県観光協会)(WEBサイト)

2024年05月現在

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