浜名湖ガーデンパークはまなこがーでんぱーく

JR東海道本線・東海道新幹線浜松駅から西に約14km、浜名湖の東岸、庄内半島の先端にある。湖畔の美しい自然の中、開放感あふれる都市公園。入場無料。
 2004年に浜名湖花博の会場となった所で、56万m2の広大な園内には、緑地広場などがある「西側エリア」、水遊び広場や屋外ステージ、展望塔、体験学習館、中央芝生広場などがある「街のエリア」、国際庭園や花の美術館、浜辺の観察園などがある「里のエリア」の3つのゾーンがある。各ゾーンはコンセプトに沿って十全に維持・管理されており、草木もしっかり根付き、豊かな森や草原を形成している。公園内の中央には東西水路が走り、西船着場(水遊び広場付近)から東船着場(花の美術館付近)の間に遊覧船ガーデンクルーズ(有料)が就航しているほか、園内を巡るサイクリングロードも整備されており、ファミリー自転車(2~4人用)の貸し出しも行われている(有料)。
 浜名湖ガーデンパークの北東7kmの庄内半島の付け根には、植物公園のはままつフラワーパーク*がある。
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みどころ

ともかくも広大な敷地。浜名湖に突き出した半島の先端にあるので、天候に恵まれれば、湖からの心地よい風が吹き渡る。駐車場で車を降りれば、そのすぐ目の前に「緑地広場」が広がり、子どもたちならすぐに走り出すだろう。広場の先の水路を渡れば、大きな池と「水上ステージ」、「花ひろば」があり、水面にそれらが映り、清々しい空間が広がる。こんもりとした木々のなかに鉄骨造りの展望塔がすっくりと立ち上がっていて、展望塔からは公園はもとより浜名湖の全景をとらえることができ、遠く遠州灘や湖西連峰を望む。さらに国際色豊かな庭園や季節の草花がデザインされた庭園などが延々と続く。最奥にある花の美術館前の庭園は、手入れが行き届き、彩りも豊かで見事。季節感が満喫できる公園なので、一日かけてゆっくりと散策を楽しみたい。
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補足情報

*はままつフラワーパーク:浜名湖畔の自然の地形や樹木を生かした造園で、面積は31.9万m2に及ぶ。園内には「桜とチューリップの庭園」をはじめ、噴水池を囲む幾何学模様の大花壇、大温室(クリスタルパレス)、原種ツツジ園、バラ園、ハナショウブ園、サクラ・アジサイ並木、フジ棚、ロウバイ園が配され、およそ3000種の花木が植栽展示されている。舘山寺温泉にも近い。
関連リンク 浜名湖ガーデンパーク(WEBサイト)
参考文献 浜名湖ガーデンパーク(WEBサイト)
はままつフラワーパーク(WEBサイト)

2023年10月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。