下田公園のアジサイ
下田公園は伊豆急下田駅から南へ約1km、小田原北条氏が築城した下田城址*1にある。下田港に臨む小高い丘が自然公園となっており、マツ・サクラ・アジサイ・ツバキ・ツツジの中を散策路が通じている。
とくに6月には園内の斜面に300万輪のアジサイが咲き、「クロジクセイヨウアジサイ」「ウズアジサイ」など100種以上を見ることができる。これに合わせあじさい祭*2も開かれる。そのほか、下田港と須崎半島を眺めることができる展望台、ペリーとハリスのレリーフがはめ込まれた開国記念碑、わが国写真術の先駆者である下岡蓮杖の記念碑などがある。
とくに6月には園内の斜面に300万輪のアジサイが咲き、「クロジクセイヨウアジサイ」「ウズアジサイ」など100種以上を見ることができる。これに合わせあじさい祭*2も開かれる。そのほか、下田港と須崎半島を眺めることができる展望台、ペリーとハリスのレリーフがはめ込まれた開国記念碑、わが国写真術の先駆者である下岡蓮杖の記念碑などがある。
みどころ
新緑の公園内の斜面が300万輪のアジサイの花で覆い尽くされ、色鮮やかに咲き誇る。斜面につくられた散策路伝いに、各種のアジサイが柔らかな波のように次々に迎えてくれる。
途中、アジサイとともに下田の町並みや港を見渡すことができるビューポイントも良い。高台の群生地はアジサイで埋め尽くされ圧巻。
途中、アジサイとともに下田の町並みや港を見渡すことができるビューポイントも良い。高台の群生地はアジサイで埋め尽くされ圧巻。
補足情報
*1 下田城址:下田城は鵜島城とも呼ばれ、豊臣秀吉の小田原北条氏攻めに際し、北条氏方の南伊豆防衛の拠点として築城された。1590(天正18)年3月、1万人を超える豊臣方の軍勢に攻められ、北条氏方600名ほどの城兵で約50日の籠城戦を戦ったが落城。下田城は標高約70mの鵜島山頂に主郭(現在の天守台跡)が置かれた。空堀などに築城当時の様子を垣間見せる。また、鵜島山は江戸時代には幕府の直轄林「御林」として自然が保全された。
*2 あじさい祭:例年6月1日から6月30日開催。
*2 あじさい祭:例年6月1日から6月30日開催。
関連リンク | 下田市(WEBサイト) |
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参考文献 |
下田市(WEBサイト) あなただけの下田旅(一般社団法人 下田市観光協会)(WEBサイト) 『静岡県の歴史散歩』 静岡県日本史教育研究会=編 山川出版社 |
2023年10月現在
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