寝覚の床
木曽川の中流部の上松町の中央部、JR上松駅の南に位置する寝覚の床。木曽川の激流が花崗岩の岩盤を長期にわたって水食した奇景である。約1.5kmの間、柱状・方状節理や甌穴(おうけつ)が見られ、様々な形をした岩がつづく。寝覚の床へは、無料駐車場から臨川寺経由で散策コースがつづいている。江戸時代の参勤交代では臨川寺を小憩所として、上から寝覚の床を眺めたという。
明治以降は水力発電や用水の引水で木曽川の水面が低下し、岩の巨大さがより引き立ってきたという。
この地には、古くから浦島伝説が残されていることも特徴。浦島伝説は各地にあるが、浦島太郎が竜宮から帰った後、放浪の末この地にたどり着いたという。ここで玉手箱をあけ白髪の老人になって、夢から覚めた気分になったという。この伝説から「寝覚の床」の名になった。
明治以降は水力発電や用水の引水で木曽川の水面が低下し、岩の巨大さがより引き立ってきたという。
この地には、古くから浦島伝説が残されていることも特徴。浦島伝説は各地にあるが、浦島太郎が竜宮から帰った後、放浪の末この地にたどり着いたという。ここで玉手箱をあけ白髪の老人になって、夢から覚めた気分になったという。この伝説から「寝覚の床」の名になった。
みどころ
白々とした大岩、箱型の奇岩が木曽川の中に並びたち、その底には翡翠色の水をたたえている。
臨川寺からは美しい姿が俯瞰できるが、できれば川岸まで降りるのがおすすめ。岩々を巡りながら木曽川を眺めるもよし、岩の上に大の字になって太陽を浴びるのも癒される。ただし足場があまり良くなく、かつ帰りの登りがきついので注意が必要。
付近にある寝覚の床美術公園には日時計をはじめとするモニュメントが野外に配置されており、また付近は春に桜が咲き、秋には対岸の山々が紅葉で色付く。(林 清)
臨川寺からは美しい姿が俯瞰できるが、できれば川岸まで降りるのがおすすめ。岩々を巡りながら木曽川を眺めるもよし、岩の上に大の字になって太陽を浴びるのも癒される。ただし足場があまり良くなく、かつ帰りの登りがきついので注意が必要。
付近にある寝覚の床美術公園には日時計をはじめとするモニュメントが野外に配置されており、また付近は春に桜が咲き、秋には対岸の山々が紅葉で色付く。(林 清)
関連リンク | 上松町観光サイト(一般社団法人上松町観光協会)(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 |
上松町観光サイト(一般社団法人上松町観光協会)(WEBサイト) 「信州木曽あげまつ」パンフレット 上松町観光協会 「寝覚山臨川寺」パンフレット 臨川寺 |
2022年09月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。