白糸の滝しらいとのたき

軽井沢の北部、湯川の源流にかかる。高さ3m、幅70m、黒い岩壁から数百条と思われるほどの水流が、白糸のように落下している滝。この滝の水源は浅間山の伏流水のため、滝の上には川がなく黒い岩肌から水が噴き出している。
 軽井沢三笠から峰の茶屋までの有料道路「白糸ハイランドウェイ」*の途中にあり、駐車場から5分程度で到達できる。また、信濃路自然歩道が軽井沢三笠から峰の茶屋まで通じており、白糸の滝や竜返しノ滝などと結ばれており、散策コースとしても利用できる。
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みどころ

高さこそないが、幅が70m、凹型湾曲した岩肌と糸を引く滝で、繊細で美しい姿を見せる。
 周辺の雰囲気が良い。道路から離れていて、駐車場から遊歩道で5分程度で到達できる。道のりも近くなく、遠くもなく程よく滝の姿も直前まで隠れているので気分の盛り上がりがある。
 特に新緑・紅葉に映えて美しく、軽井沢名所の一つになっている。また夏季・冬季にはライトアップされ幻想的で雰囲気の盛り上がりが期待できる。(林 清)
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補足情報

*白糸ハイランドウェイ:かつて草津温泉と軽井沢を結んでいた草軽鉄道の線路跡の一部を利用した有料道路