弥陀ヶ原
立山の西側山腹の標高1,500mから2,400mに広がる立山の火山活動で形成された火砕流台地。河川による浸食等で成立し、現在では東西4km、南北2kmの東西に長細い形状の起伏に富んだ高層湿地*1である。広義では、美女平・下ノ子平・弘法平・追分平・天狗平・室堂平などを含めることもあるが、一般には室堂平などとは区別して、丸山台から追分平を中心とした一帯を指している。植物の分布は、立山杉の樹海からハイマツ地帯へと変化を見せる。
2012(平成24)年7月、重要な湿地を保全することを目的としたラムサール条約に「立山弥陀ヶ原・大日平」として登録された。
2012(平成24)年7月、重要な湿地を保全することを目的としたラムサール条約に「立山弥陀ヶ原・大日平」として登録された。

みどころ
餓鬼の田(池塘)*2が数多く存在する高層湿原であり、11月頃から6月頃まで雪に覆われ、4月から5月にかけて春スキーが楽しめる。夏には川が流れ、6月~ミズバショウ、7月~ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)、7~8月チングルマ、ワタスゲなど、多種にわたる高山植物の花畑風景となる。また、9月から10月にかけては、あたりの広葉樹の紅葉や、湿原の草が秋の色にかわっていく草紅葉が見事である。
木道敷きの遊歩道が整備されており、内回り(1.2km、約40分~1時間)と外回り(2.2km、約1時間20分~2時間)コースが設定され、初心者も気軽に湿原を散策することができる。また、弥陀ヶ原から天狗平へ向かう山道の一部コース(一の谷・獅子ヶ鼻岩)には、足場の悪い場所や鎖場もあるため、装備品などの準備が必要になる。
立山に加え、剱岳や大日岳の優れた眺望場所でもある。立山黒部アルペンルート*3のなかでも大きなみどころの一つ。
木道敷きの遊歩道が整備されており、内回り(1.2km、約40分~1時間)と外回り(2.2km、約1時間20分~2時間)コースが設定され、初心者も気軽に湿原を散策することができる。また、弥陀ヶ原から天狗平へ向かう山道の一部コース(一の谷・獅子ヶ鼻岩)には、足場の悪い場所や鎖場もあるため、装備品などの準備が必要になる。
立山に加え、剱岳や大日岳の優れた眺望場所でもある。立山黒部アルペンルート*3のなかでも大きなみどころの一つ。

補足情報
*1 高層湿原:ミズゴケなどの枯死した植物が低温・過湿のために腐らずに残った泥炭が蓄積、中央部が周囲より高くなるため地下水では涵養されず、雨水で維持される貧栄養な湿原。
*2 餓鬼の田:高層湿原に点在する池塘のことで、立山では(弥陀ヶ原や五色ヶ原)餓鬼が飢えを凌ぐために作られた田にみたててこう呼んでいる。
*3 立山黒部アルペンルート:標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く山岳観光ルート。総延長37.2km、最大高低差は1,975m。中部山岳国立公園内にそのほぼ全区間がある。富山県側の富山県立山町立山駅-(立山ケーブルカー)-美女平-(立山高原バス)-弥陀ヶ原-(立山高原バス)-室堂-(立山トンネル電気バス)-大観峰-(立山ロープウェイ)-黒部平-(黒部ケーブルカー)-黒部ダム-(関電トンネル電気バス)-長野県大町市扇沢の間を数種類の乗り物を乗り継いで、移り変わる山岳景観を容易に楽しむことができる。
*2 餓鬼の田:高層湿原に点在する池塘のことで、立山では(弥陀ヶ原や五色ヶ原)餓鬼が飢えを凌ぐために作られた田にみたててこう呼んでいる。
*3 立山黒部アルペンルート:標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く山岳観光ルート。総延長37.2km、最大高低差は1,975m。中部山岳国立公園内にそのほぼ全区間がある。富山県側の富山県立山町立山駅-(立山ケーブルカー)-美女平-(立山高原バス)-弥陀ヶ原-(立山高原バス)-室堂-(立山トンネル電気バス)-大観峰-(立山ロープウェイ)-黒部平-(黒部ケーブルカー)-黒部ダム-(関電トンネル電気バス)-長野県大町市扇沢の間を数種類の乗り物を乗り継いで、移り変わる山岳景観を容易に楽しむことができる。
関連リンク | (一社)立山町観光協会(WEBサイト) |
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参考文献 |
(一社)立山町観光協会(WEBサイト) とやま観光ナビ(富山県地方創生局 観光振興室・公益社団法人 とやま観光推進機構)(WEBサイト) 立山黒部アルペンルート(WEBサイト) |
2025年03月現在
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