笹川流れ
県北部、浜新保から寒川(かんがわ)まで11kmにわたり独特の奇岩景観を見せている海岸線をいう。笹川流れの名称は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地笹川集落の名にちなんで付けられた。
隆起花崗岩が日本海の荒波で浸食されたもので、青々と松が茂る奇岩礁と、白砂の浜が交互に続き、前方に粟島が横たわる。頼三樹三郎*は『海府遊記』で、笹川流れは、松島の美観と男鹿の奇抜を有すると述べている。岩浜での磯釣り、砂浜での海水浴、キャンプなどもできる。
隆起花崗岩が日本海の荒波で浸食されたもので、青々と松が茂る奇岩礁と、白砂の浜が交互に続き、前方に粟島が横たわる。頼三樹三郎*は『海府遊記』で、笹川流れは、松島の美観と男鹿の奇抜を有すると述べている。岩浜での磯釣り、砂浜での海水浴、キャンプなどもできる。

みどころ
桑川駅の北2kmの眼鏡岩(めがねいわ)付近は大島・雄獅子・雌獅子・恵比寿岩(えびすいわ)などが散在し、景色がよい。探勝するには所要時間40分の桑川からの遊覧船が便利だが、海岸沿いにドライブやハイキングをするのもよい。(溝尾 良隆)

補足情報
*頼三樹三郎:頼山陽の三男。江戸時代末期の儒学者。北海道東北の旅の折、1846(弘化3)年に小山田彼岸桜樹林(五泉市)、笹川流れにも訪れている。
関連リンク | むらかみの観光情報(村上市)(WEBサイト) |
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参考文献 |
むらかみの観光情報(村上市)(WEBサイト) 鮭・酒・人情 むらかみ(一般社団法人村上市観光協会)(WEBサイト) |
2022年06月現在
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