米山
標高993mの海岸線にある独立峰で、遠くからも目立つ山容は実に堂々としている。山頂には避難小屋や一等三角点があり、円錐型秀麗な山容を見せる。
712(和銅5)年泰澄大師によって開山と伝えられ、山頂には日本三薬師に数えられる米山薬師が祀られており、柿崎側の麓には別当寺密蔵院護摩堂がある。山毛欅に囲まれた登山道の随所にお地蔵様が立ち、駒ヶ岳には三十三観音、女尸羅場(しらば)付近には開祖・泰澄大師の碑がある。
712(和銅5)年泰澄大師によって開山と伝えられ、山頂には日本三薬師に数えられる米山薬師が祀られており、柿崎側の麓には別当寺密蔵院護摩堂がある。山毛欅に囲まれた登山道の随所にお地蔵様が立ち、駒ヶ岳には三十三観音、女尸羅場(しらば)付近には開祖・泰澄大師の碑がある。
みどころ
登山口は、柏崎側に大平(おおだいら)、吉尾(よしお)、谷根(たんね)、柿崎側に下牧(しもまき)水野(みずの)、境界の稜線を歩く野田(峠)の6か所ある。大平コースは米山駅から歩くとほぼ海抜0mからの登りとなり約3時間30分で頂上に着く。
上越と中越とを分かつ位置にあって、すそ野には頸城(くびき)平野と刈羽(かりわ)平野が広がる独立峰であるため山頂からの眺望は、佐渡が浮ぶ日本海の海岸美や越後三山が見わたせすばらしい。(溝尾 良隆)
上越と中越とを分かつ位置にあって、すそ野には頸城(くびき)平野と刈羽(かりわ)平野が広がる独立峰であるため山頂からの眺望は、佐渡が浮ぶ日本海の海岸美や越後三山が見わたせすばらしい。(溝尾 良隆)
補足情報
*全国的にも知られる民謡で親しみを持つ山である。
・米山甚句:「頚城(くびき)見納め・米山三里・峠こゆれば・ササ柏崎(かしわざき)」と間延びした調子の唄は、江戸時代当市出身の登龍山という相撲取りが、土俵で唄い人気を博したという。文化・文政年間(1804~1830年)のころ、相撲甚句として流行した。
・三階節:「米山さんから雲が出た いまに夕立来るやら ピッカラチャッカラドンガラリンと音がするアー音がする・・・」江戸時代半ば、盆踊り歌としてはやる。
・米山甚句:「頚城(くびき)見納め・米山三里・峠こゆれば・ササ柏崎(かしわざき)」と間延びした調子の唄は、江戸時代当市出身の登龍山という相撲取りが、土俵で唄い人気を博したという。文化・文政年間(1804~1830年)のころ、相撲甚句として流行した。
・三階節:「米山さんから雲が出た いまに夕立来るやら ピッカラチャッカラドンガラリンと音がするアー音がする・・・」江戸時代半ば、盆踊り歌としてはやる。
関連リンク | 柿崎観光協会(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 |
柿崎観光協会(WEBサイト) 柏崎市(WEBサイト) 上越市(WEBサイト) 上越観光Navi(公益社団法人上越観光コンベンション協会)(WEBサイト) 『分県登山ガイド 新潟県の山』山と渓谷社、2018年 |
2022年06月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。