横浜ベイブリッジよこはまべいぶりっじ

横浜港の大黒ふ頭と本牧ふ頭を結ぶ横浜港横断橋で、全長860mの斜張橋*。横浜港の国際港としての機能強化を目的に、港湾物流の一端を担う輸送路として1989(平成元)年に開通した。橋は上下2層に分かれており、上層には首都高速湾岸線、下層には国道357号が通っている。
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みどころ

横浜港の入口に凛とたたずむ横浜ベイブリッジは、横浜のシンボルとして、長年市民に親しまれている。特に夜になると、港の夜景の中にライトアップされた美しい姿が浮かび上がる。基本は白一色でのライトアップだが、毎時20分~30分、50分~正時までの各10分間は、主塔の先端部が青色に染められる。タイミングをあわせて青色ライトアップの時にベイブリッジをドライブすれば、青い光に包まれてとても美しい。横浜港を一望する爽快な眺めも良い。(門脇 茉海)
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補足情報

*斜張橋:中間の橋脚上に建てた塔から斜めに張ったケーブルによって主桁(しゅげた)を支持する構造の橋。
*下層デッキ両脇に空中散策路・スカイウォークがあり、大黒ふ頭側の主塔部の道路の下(海上約50m)には、360度のパノラマが楽しめる展望ラウンジがあったが、利用客の落ち込みにより2010(平成22)年に閉鎖。10年近く使われないままとなっていたが、2019(平成31)年4月以降、日時限定で営業再開。横浜港でも寄港が増加する外国クルーズ船の絶好見学スポットとしての期待が高まる。
関連リンク DISCOVER Shutoko(首都高速道路株式会社)(WEBサイト)
参考文献 DISCOVER Shutoko(首都高速道路株式会社)(WEBサイト)
首都高ドライバーズサイト(首都高速道路株式会社)(WEBサイト)
『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館

2020年04月現在

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