よこはま動物園ズーラシアよこはまどうぶつえんずーらしあ

1999(平成11)年に開園した横浜市で一番新しい動物園。面積は45.3haで、国内の動物園としては最大級の広さを誇る。園内は世界の気候帯ごとに、「アジアの熱帯林」「亜寒帯の森」「オセアニアの草原」「中央アジアの高地」「日本の山里」「アマゾンの密林」「アフリカの熱帯雨林」「アフリカのサバンナ」の8つのゾーンで構成され、展示場には動物の生息環境を再現した「生息環境展示」の手法が用いられている。
 20世紀になって初めて発見された世界三大珍獣のひとつ「オカピ」を、日本で初めて公開したことでも有名。
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みどころ

動物たちが野生で暮らしている自然環境が可能な限り再現されているため、従来の動物園のように狭い檻に入れられた動物を観察するのではなく、動物たちののびのびとした自然な姿を通して、野生動物の暮らしぶりそのものを垣間みることができる。また、園内のいたるところには、各ゾーンの文化を表すモニュメントも配置され、動物の世界を楽しむと同時に、世界中を旅した気分を味わえる。
 チンパンジーやオカピなどの展示では、野生動物と人間との共生について、様々な角度から考えさせる展示があり、ただ可愛らしい姿を楽しむだけではなく、動物と人間の未来を考えるきっかけを与えてくれる。
 横浜市では、ズーラシアを『横浜市を代表する総合的な動物園として、誰もが楽しみながら学べる動物園』と位置づけている。この言葉の通り、小さな子どもから大人まで、年齢に応じた様々な楽しみ方ができる動物園となっている。(門脇 茉海)
関連リンク よこはま動物園ズーラシア(WEBサイト)
参考文献 よこはま動物園ズーラシア(WEBサイト)
横浜市(WEBサイト)

2020年04月現在

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