目黒川のサクラめぐろがわのさくら

目黒川は世田谷区池尻三丁目を上流端とし、世田谷区、目黒区を流れ、品川区東品川一丁目地先で東京湾に注ぐ二級河川である。長さ約8㎞の川沿いにソメイヨシノを中心とするサクラ並木が続き、都内有数のサクラの名所として賑わいを見せる。
 目黒川の桜並木は昭和初期に行われた護岸工事の際に、まちの風景を後世に残すため地域の人々が両岸一帯にサクラを植えたことが始まりで、その後、空襲や環境の悪化、護岸改修工事が行われ多くの桜が植えかえられ、今植えられているサクラは三代目のものと言われている。
 目黒区エリア約4kmには、約800本のサクラが咲き誇る。川幅の狭い上流部は目黒川を包むようにサクラのアーチが続き、川幅の広い下流部は遊歩道が整備されている。
 品川区エリア約3㎞には約700本のサクラが咲き誇り、川幅が広く遊歩道が整備されている。
 目黒川への最寄り駅は、東急田園都市線池尻大橋駅、東急東横線・東京メトロ中目黒駅、東急目黒線不動前駅、JR目黒駅、JR・都営浅草線・東急池上線五反田駅、JR・りんかい線大崎駅など。
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みどころ

池尻大橋から天王洲まで約8km続くサクラ並木。
 目黒区エリアの目黒川上流部では、川の両岸からサクラが大きく枝を伸ばし、まるで満開のサクラが川を包み込んでいるかのよう。
 品川区エリアでは川沿いをのんびり散策したり、不動前駅から徒歩1分のかむろ坂に行くのもおすすめ。480mほどの坂道が満開のサクラで彩られる。
 目黒区エリア・品川区エリアともに、桜の時期に合わせてライトアップされる場所があり、幻想的な夜桜も楽しめる。
 花見期間中は多くの人で混雑する。一人一人がマナーを守って気持ちよく見物したい。
参考文献 目黒川さくらMap2025
目黒区役所(WEBサイト)

2025年09月現在

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