マザー牧場まざーぼくじょう

マザー牧場は、東京湾や富士山を望む鹿野山の南西、標高約300mの山頂に位置する観光牧場である。開業は1962(昭和37)年で、250haという広大な敷地内に、牛、馬、羊、アルパカ、ミニブタ、アヒルなど様々な動物が暮らしている。また、場内各所には花畑が広がり、350万本の菜の花、30万本のサルビア、10万株のスイセン、2万5,000株のペチュニア(桃色吐息)などが季節ごとに見頃を迎える。また、旬の味覚狩りとして、いちご、フルーツトマト、ブルーベリー、さつまいも、キウイなどを場内の農園で収穫することができる。
 ここには、日本初登場となる牧場体験アトラクション「マザーファームツアー」があり、広大な放牧地をトラクタートレインに乗って巡るツアーが人気を博している。また、毎日開催されるイベントやショーも豊富にあり、「乳牛の手しぼり体験」「シープショー(羊の毛刈り)」「ひつじの大行進」「こぶたのレース」「アヒルの大行進」「うさモルタッチ」などのイベントで、動物たちに直接ふれあうことができる。
 このほかにも、アトラクション・遊戯施設としてジップラインやバンジージャンプ、遊園地を備えている他、ドッグランや体験工房、コテージ、そして「ジンギスカン」や場内自家製のハム・ソーセージを味わえるレストランなど、多種多様な施設が揃っている。
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みどころ

250haの広大な敷地で、豊かな緑、四季の花、愛らしい動物たちとのふれあいを楽しめる。様々な体験メニューやアトラクション、レストランを有し、大人から子供まで幅広い年齢層が1日中遊べる施設となっている。
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補足情報

牧場名の由来:創業者・前田久吉(産経新聞や東京タワーなども創業)の生家は大阪の郊外で、貧しい農家であった。母親はいつも口ぐせのように「家にも牛が一頭いたら、暮らしもずっと楽になるけど・・・」と言っており、このことが心の奥深く残っていた前田は、これからの日本にとって畜産振興が必要であることも考えあわせ、牧場づくりに心血を注いだ。亡き母親に捧げる牧場という気持ちをこめて、『マザー牧場』と名付けた。
関連リンク マザー牧場(WEBサイト)
参考文献 マザー牧場(WEBサイト)
マザー牧場ガイドマップ

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。