水郷佐原あやめパークすいごうさわらあやめぱーく

水郷佐原あやめパークは、利根川の北、与田浦(よだうら)に接する約8haの広さを有する公園である。1969(昭和44)年に「佐原市立水生植物園」として開園し、2017(平成29)年6月のリニューアルオープンに伴い、現在の名称となった。
 園内には、水郷のイメージをもとに、島や橋、水面などを配置している。また、展望台、森の遊び場、ドッグランなどの施設も設けている。
 毎年5月上旬には藤の花が見頃を迎える。続く6月には400品種150万本のハナショウブが咲き乱れ、7月から8月にかけては300品種以上のハスを鑑賞することができる。花の開花時期にあわせ、ゴールデンウィークには「観藤会」、6月には「あやめ祭り*」が、7月から8月にかけて「はす祭り」が開催される。
 隣接する与田浦から、加藤洲十二橋めぐり(観光船)を行うことができる。
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みどころ

150万本のハナショウブが咲き乱れる姿は壮観である。園内で舟を運航するため、陸上と水面上の両方からハナショウブを楽しむことができる。また、展望台からは園内全域を見渡すことができ、爽快である。時間が許せば、加藤洲十二橋めぐりとあわせて楽しみたい。
 一方で、冬季など花の咲かない時期の魅力づくりが期待される。(牧野 博明)
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補足情報

*あやめ祭り:期間中には、この地域伝統の「嫁入舟」が実施される。
関連リンク 香取市(WEBサイト)
参考文献 香取市(WEBサイト)
パンフレット「水郷佐原あやめパーク」

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。