吉高の大桜よしたかのおおざくら

吉高の大桜は、印西市吉高地区にある樹齢300年を超える孤高の一本桜(ヤマザクラ)である。樹高10.6m、根回り周囲6.85m、枝張最大幅25.8mで、開花の時期(4月上旬~中旬)にはピンク色の小山のような景観を見せる。
 根元周囲は、所有者である須藤家の祭祀場(氏神)として周辺よりも1m程度小高く塚状に盛土されている。
 通常、ソメイヨシノより1週間程度遅く開花する。開花時期が短く、満開の状態は2~3日しか続かない。
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みどころ

300年以上の樹齢に裏付けられた圧倒的な貫禄を有する一方で、小山のような丸みを帯びた形状は均整が取れていて美しい。桜の枝が地面付近にまで垂れており、開花時期には菜の花の黄色と青空とのコントラストが素晴らしい。(牧野 博明)
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補足情報

市内の他箇所にある「小林牧場の桜」とあわせて、印西市の2大花見スポットと称されている。
開花時期になると、毎年、市ホームページ上で、定期的に写真入りで開花情報を発信している。
関連リンク 印西市(WEBサイト)
参考文献 印西市(WEBサイト)
吉高の大ザクラ説明板

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。