つつじが岡公園のつつじ
館林駅の東方約4kmにある。「館林のつつじ」とはここのつつじのことで、俗に花山と呼ばれる城沼南岸一帯の丘陵地である。12.93haの敷地は、ヤマツツジをはじめ、キリシマツツジ・クルメツツジなど100余品種、約1万株のつつじが咲き誇る。
この公園のつつじは1605(慶長10)年、初代館林藩主の榊原康政*が側室「お辻」の霊を弔うためつつじを植え、さらに1627(寛永4)年、第3代館林藩主の松平忠次が、新田義貞が愛妾「勾当内侍(こうとうのないし)」のために植えたつつじを花見塚から移植するなど、歴代の藩主らによって植栽、保護されたのに始まるという。
園内には、4D映像でつつじを楽しむことができるつつじ映像学習館を有するつつじが岡ふれあいセンターがある。公園の北側には周囲8kmの城沼(じょうぬま)があり、花ハスや花菖蒲が群生し、カルガモやカワウなどの水鳥も生息している。
順路は、正門から園内の散策道で一周することができる。さらに、公園の対岸にある尾曳稲荷神社付近と善長寺から渡船で渡ることができる。
この公園のつつじは1605(慶長10)年、初代館林藩主の榊原康政*が側室「お辻」の霊を弔うためつつじを植え、さらに1627(寛永4)年、第3代館林藩主の松平忠次が、新田義貞が愛妾「勾当内侍(こうとうのないし)」のために植えたつつじを花見塚から移植するなど、歴代の藩主らによって植栽、保護されたのに始まるという。
園内には、4D映像でつつじを楽しむことができるつつじ映像学習館を有するつつじが岡ふれあいセンターがある。公園の北側には周囲8kmの城沼(じょうぬま)があり、花ハスや花菖蒲が群生し、カルガモやカワウなどの水鳥も生息している。
順路は、正門から園内の散策道で一周することができる。さらに、公園の対岸にある尾曳稲荷神社付近と善長寺から渡船で渡ることができる。
みどころ
広大な敷地の園内に100余品種約1万株のつつじが植えられおり、その種類と株数の豊富さに驚かされる。また隣接する城沼とともに散策ルートとして地元住民に親しまれている。毎年4~5月には館林最大の祭であるつつじ祭りが開催され、つつじの咲きほこる景観はみごとである。また城沼では毎年7~8月に夏の城沼花ハスまつりが開催される。
上毛かるたでは「花山公園 つつじの名所」とうたわれている。花山公園はつつじが岡公園の愛称。(林 清)
上毛かるたでは「花山公園 つつじの名所」とうたわれている。花山公園はつつじが岡公園の愛称。(林 清)
補足情報
*榊原康政:1548~1606年。徳川家康に仕え、姉川・長篠などの多くの戦に軍功をあげ、徳川四天王の一人に数えられた。関東入部後、上野館林で10万石を領した。
関連リンク | 館林市つつじが岡公園ガイド(WEBサイト) |
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参考文献 | 館林市つつじが岡公園ガイド(WEBサイト) |
2020年04月現在
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